ことし4月に行われた「全国学力テスト」の結果が公表され、大阪府内の平均正答率は小学生、中学生ともに、すべての教科で全国平均を下回りました。 「全国学力テスト」は、文部科学省が小学6年生と中学3年生を対象にことし4月、全国一斉に行い、大阪府内の公立学校では、あわせておよそ13万5000人の児童・生徒が「国語」と「算数・数学」、それに生活習慣や学習環境などに関する調査に参加しました。 大阪府教育庁は29日、▽小学6年生の平均正答率は、▼国語が66%、▼算数が63%、▽中学3年生の平均正答率は、▼国語が57%、▼数学が51%だったという結果を公表しました。 すべての教科で全国平均を下回っていたということで、大阪府教育庁小中学校課は、「小中学校ともに全国平均にわずかに届いていない状況はあるが、ほぼ全国水準と捉えている。中学校の数学の図形領域などでは全国平均を上回っている部分もあり、一定、大阪の子ど