真っ先にやるべきことを、一番最後に手をつける。 これはたまにやっても精神衛生上よくありませんが、やるときには頻繁にやってしまいがちです。 「やる気が足りない」とはよくいわれることですが、気力や精神エネルギーだけの問題でしたら、「先送り」している間にやっていることの方が、大仕事だったりすることがあります。 たとえば、あくまでも私の場合ですと、面倒な原稿書きを「先送り」にして、部屋の大掃除を始めたり、書籍を大量に売りさばくなどといったことです。やはりやってしまうときにはやってしまうものです。 問題は「面倒な原稿書き」などと感じてはいるものの、実は部屋の大掃除の方が時間も体力も余計に使うものだったり、書籍を大量に売りさばくのも、原稿を書いた方が楽だし時間もかからなかったなどということがあるわけです。当然、深くひどく後悔します。 最近、色々な人に「つい最後の最後まで先送りしてしまうもの」を聞き回る