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SFとbookに関するgrindrockerのブックマーク (14)

  • SF入門者だけど、次の一冊を教えてほしい

    最近SFを読み始めたのだけれど、SF面白いね。なので、お詳しい方々、おすすめ教えてください。特に、意識とはなんぞや、とか、知性とはなんぞや、とか哲学的なテーマに踏み込めている作品を知りたい。作品自体が壮大な思考実験になっているような。最近読んだやつの個人的な評価を一応下に載せておきます ◆めちゃくちゃ面白かった グレッグ・イーガン「ディアスポラ」 グレッグ・イーガン「順列都市」 テッド・チャン「あなたの人生の物語」 ジョージ・オーウェル「1984年」 スタニスラフ・レム「ソラリス」 ◆面白かった 伊藤計劃「虐殺器官」 アーサー・C・クラーク「2001年宇宙の旅」 レイ・ブラッドベリ「火星年代記」 ◆まあまあ ジェイムズ・P・ホーガン「星を継ぐもの」 アーサー・C・クラーク「幼年期の終わり」 伊藤計劃「ハーモニー」 ◆自分には合わなかった アルフレッド・ベスター「虎よ、虎よ!」 マイケルコー

    SF入門者だけど、次の一冊を教えてほしい
    grindrocker
    grindrocker 2016/11/28
    ジョン・ヴァーリィ好きそう。飛浩隆とかも。
  • 牧真司他編著『サンリオSF文庫総解説』:落ち穂拾いなど - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    サンリオSF文庫総解説 作者: 牧眞司,大森望出版社/メーカー: の雑誌社発売日: 2014/09/18メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (20件) を見る 全体的な感想 しばらく前に寄稿したが出ました。すばらしい。サンリオSF文庫はぼくの十代の想い出とも重なっていて、なかなかノスタルジックないいになってるんじゃないか。今まできちんとやられていなかった、山野浩一のインタビューも、歴史的に重要だしまったく意外な話はなかったものの、当時の事情が非常によくわかる。出版からサンリオが退却したのは、上場のためだったんですねー。そして、サンリオにラテンアメリカ文学が入ったのは、大瀧啓祐が木村栄一をサンリオに紹介したおかげだ、というのも驚き。 出たすべての解説が出ていて、書き手によって好みはあるけれど、どれもいい感じ。『V』とか『マイクロノーツ』とか、だれも当時ほとんど顧み

    牧真司他編著『サンリオSF文庫総解説』:落ち穂拾いなど - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • The Red Diptych 無用の長物としての文芸作品――飛浩隆『グラン・ヴァカンス』

    SF小説を読んでいると、技術的に酷い水準のものが平然と流通していることに出くわすことが多く、呆れかえることが結構ある。  特に、語りの構造に対する自覚のなさという意味では、絶望的である。例えば、25世紀なり30世紀なりを語りの現在時とする語り手が、なぜか、20世紀や21世紀の英語や日語の使用者にとってわかりやすく自然な表現を書き連ねる。また、25世紀なり30世紀なりに生きている人物にとっては常識的すぎてわざわざ説明の必要もないはずの説明が、(ちょうど20世紀なり21世紀なりの人間にとっては飲み込みやすいようなほど親切に)饒舌に語られる。  もちろん、ここには、SFそのものの持つジャンル的な特性が原因としてある。いかなる話者がいかなる聞き手に向けて小説の語りを遂行しているのかを意識しすぎれば、そもそも成立しなくなってしまうような作品も多い。逆にミステリであれば、話者がどのようなスタンスで誰

  • 日本SF作家クラブが大森望氏の入会を拒否→そのことに不満を持った作家が一斉に退会を表明 : くまニュース

    発端は日SF大賞特別賞受賞者の大森望氏が入会を拒否されたこと 大森望@第34回日SF大賞特別賞@nzmすでにいろいろツイートされてますが、大森望の日SF作家クラブ入会推薦は、定期総会出席者(委任状含む)の3分の1以上が反対票を投じたとかで否決されました。ある意味、歴史事件の当事者wになったわけですが、だからどうということもなく、持ちネタが1コ増えたくらいの感じで。 2014/04/26 04:36:39 大森望@第34回日SF大賞特別賞@nzm日SF作家クラブに含むところはなく、立派なトロフィーをいただいて感謝してます。この件に怒ったりdisったり悲憤慷慨したりしている人も、どうかお気遣いなく。要するに、いままでどおりです。ブラックジャックだかダースベイダーだかダークナイト的な何か。お、けっこういいかもw 2014/04/26 04:38:28 大森望@第34回日SF大賞特別

    日本SF作家クラブが大森望氏の入会を拒否→そのことに不満を持った作家が一斉に退会を表明 : くまニュース
  • 【SF企画】円城塔先生(作家)

    はじめに SF(Science Fiction)と呼ばれる創作のジャンルがある。日では1970年代、80年代に科学への夢と恐れとともにブームになった。現代においても途絶えたわけではないが、往時の勢いはないとされている。確かに「人類の進歩と調和」という理念なり物語なりはもはや力を失っている。科学は人類を破滅させはしなかったものの、導きもしなかった。一方、科学は日常になった。20年前には夢物語であったような情報端末が今では世の中にあふれ、掃除ロボットが一般家庭に普及している。科学は特別なものではなくなったのだ。こんな世界では確かにSFの出る幕はないといっていいのかもしれない。だが、当にそうなのだろうか。言葉で、あるいは映像で「科学」を、「未来」を語ることにはまだ意味があるのではないだろうか。そもそもSFとは「科学の物語」を語るためだけのものだったのだろうか。SFの未来について、SFと純文学

    【SF企画】円城塔先生(作家)
  • 弐瓶勉画集『BLAME! and so on』復刻決定! 12.29-31開催のコミックマーケット85にて直筆サイン&スタンプ入りで限定先行販売します!

    弐瓶勉ファンの皆様に朗報です! 発売は2003年ということもあり、現在は入手困難な一冊になってしまった弐瓶勉氏の第一画集『BLAME! and so on』。 この10年間、絶えず復刻の要望が寄せられていた伝説級のレアでしたが、『シドニアの騎士』TVアニメ化を機に、復刻が決定いたしました!

    弐瓶勉画集『BLAME! and so on』復刻決定! 12.29-31開催のコミックマーケット85にて直筆サイン&スタンプ入りで限定先行販売します!
    grindrocker
    grindrocker 2014/01/15
    あーこんな日が来るとは(泣)今度こそ買う。
  • 2013に読んでおきたかった国内SF10選 - ブックスエコーロケーション

    ドーモ。給料が減って買いたいも買えなくなって粛々と積読を消費する日々、みなさまいかがお過ごしでしょうか。こういうリスト記事がブクマを集めることに味をしめて今年1年を振り返りつつ、SF小説を選んでみたいと思います。いわゆる備忘録ってやつですね。 みずは無間 (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション) 作者: 六冬和生出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/11/22メディア: 単行この商品を含むブログ (26件) を見る 20年ぶりに復活したハヤカワSFコンテスト、その第1回にて大賞に選ばれた六冬和生『みずは無間』。既読。 雨野透の人格が転写され宇宙を旅する惑星探査機。目的のない旅路に倦み、自らの機体改造と情報知性体の育成で暇を潰す彼の中の、地球に残した過症の恋人みずはと過ごした記憶が、宇宙の危機を招来する……壮大な思弁的宇宙SF。 ヨハネスブルグの天使たち (ハヤカワSFシリー

    2013に読んでおきたかった国内SF10選 - ブックスエコーロケーション
  • 三島浩司『ダイナミックフィギュア』 - logical cypher scape2

    熱いSFロボット小説香川県を舞台に異星生命体を二足歩行兵器で要撃するという話。 を開くとまず、登場人物一覧があって、その次に香川県の地図が見開きで載っている。これだけでちょっとわくわくしてくるw 二足歩行兵器ダイナミックフィギュアのパイロットは3人いて、それぞれ栂遊星(とが ゆうせい)、藤村十、鳴滝調という。主人公である遊星は19歳、十と調は22,3歳である。遊星のガールフレンドは公文土筆といい、さらに最年少登場人物である13歳の少女は、続初(つづき うい)という。この名前のなんという厨二っぽさw とはいえ、登場人物全員がこういう名前なのではなく、三十代以上は香月純江とか佐々文也とかわりと普通なので、名前で世代の差が出ているのかと思ったが、この作品、他の組織とかのネーミングも結構すごい。ボルヴェルクとかフタナワーフとかセグエンテとか白き蝉とか。 それから、使われる用語もちょっと独特な

  • 屍者の帝国(ネタバレなしSIDE) - 基本読書

    いまさら説明するのも野暮なほど有名になってしまった感があるが、今は亡き伊藤計劃が書いた30枚ほどの遺稿『屍者の帝国』をその盟友である円城塔が物語を書き継ぎ、完成させたものが書である。書は出版される敬意そのものが極上の物語であって、物語を読む前に物語が出来上がっていることも話題を盛り上げている一因になっているし、当然読みもそのようなメタ的な情報を含んだものになる。 さてはて実際の出来はといえば、これがまた凄い。プロローグには伊藤計劃が書き残した30ページほどがそのまま使われており、その後に円城塔先生が書いた『屍者の帝国』が続く。文体は「長い物語」を語る方向へ変化しているものの、円城塔らしさもまた残されている(この辺はまたちょっと微妙なんだけどね。後述)。まあ、どんなに消そうとしても現れてしまうものこそがその人固有の文体というものだろう。 元々伊藤計劃先生と円城塔先生の物語の作り方、文体ま

    屍者の帝国(ネタバレなしSIDE) - 基本読書
  • 伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』 - logical cypher scape2

    なかなかどう感想を言えばいいのか難しい、のは多分この作品があまりに注目を浴びているからだ。 面白かったのは間違いないのだが、じゃあこれが伊藤計劃や円城塔のこれまでのテーマを昇華するような傑作なのかというとそこまで感じなかったのも正直なところなのだけど、一方で一読しただけではちゃんと掴めていないのではないかという疑念がぬぐえず、再読してから考えることにしたい。 とかく、色々なネタが詰め込まれているので、もう一度読み直したいなと思わせるのは確かである。 何やら堅苦しい始まり方になってしまったが、 既に何度か読んでいるプロローグを読み終わり、第一部を開くときの興奮といったら! 伊藤計劃と円城塔という2人の作家が、一般的に似ていると思われているのか、似てないと思われているのかよく分からないけれど、やはりこの2人は似ているのだと思う。 一部で、伊藤と円城の文体が噛み合ってない、円城が色々と無理をして

    伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』 - logical cypher scape2
  • 小説製造機械による屍者の帝国 - 最終防衛ライン3

    屍者の帝国 作者: 伊藤計劃,円城塔出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2012/08/24メディア: 単行購入: 43人 クリック: 1,717回この商品を含むブログ (182件) を見る はじめに 屍の帝国のみならず、以下に示す伊藤計劃と円城塔作品についても言及しています。伊藤計劃作品である虐殺器官、特にハーモニーは重要なネタバレを含んでいます。円城塔作品は言及にとどめていますが、未読で気になる方はご注意下さい。 伊藤計劃 虐殺器官 ハーモニー The Indifference Engine From the Nothing, with Love 円城塔 Self-Reference ENGINE オブ・ザ・ベースボール つぎの著者につづく これはペンです 道化師の蝶 松ノ枝の記 ハーモニーの先へ フランケンシュタイン*1の話だ。ワトソン君*2の話でもある。 死体の脳内に電気刺

    小説製造機械による屍者の帝国 - 最終防衛ライン3
  • スチームパンクの技術史 - 妄想科學倶樂部

    スティーム・パンクというのは、来はSFの用語だ。 SFの源流は(定義にもよるが)19世紀に遡る。ジュール・ヴェルヌはフランスで1864年に「地底世界」、1865年「月世界旅行」、1870年「海底二万マイル」、1871年「洋上都市」など「空想科学小説」を次々に発表、機械技術がもたらす新たな社会の姿が空想逞しく描かれ始めた。 それから100年あまり、1980年前後に「サイバーパンク」をもじったジャンル名称として提唱されたのがスティームパンクである。 これは要するに、初期SFの作風に影響を受けて現代の作家が描いた「レトロフューチャー」だ。 ヴェルヌが描いたのは当時の知見に基づく「来たるべき未来の姿」である。対して、スティームパンクが描いているのは「来なかった未来」だ。蒸気機関が内燃機関にとって代わられ、電気技術が電子技術へと発展した現代社会ではなく、たとえば蒸気機関が主力のまま成長を遂げた社会

    スチームパンクの技術史 - 妄想科學倶樂部
  • 伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』刊行までの経緯

    河出書房新社 文藝🌸夏季号発売🍀 @Kawade_bungei 伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』は8月23日配です。都内一部書店では当日夕方頃より店頭に並び始め、週末〜週明けには全国発売に。Amazon等では24日発売、小社サイトでは27日発売と告知されています[小社サイトでは配日より営業日(土日祝日等を除いた日)中1日後が発売日扱い]。 河出書房新社 文藝🌸夏季号発売🍀 @Kawade_bungei 【1/16】刊行前の現段階において、円城塔さんへの『屍者の帝国』に関する取材等はお断りしてきました。「作については作品がすべてです」というのが円城さんのお考えだからです。刊行後もインタビューは(数件の例外を除き)ほとんど行わない予定です。書関係のサイン会等はありません。

    伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』刊行までの経緯
  • 長谷敏司『あなたのための物語』 - logical cypher scape2

    タイトルはテッド・チャンっぽくて、設定はイーガンっぽくて、病や死といった身体性をテーマにするあたりが伊藤計劃っぽいとなれば、そりゃもう読むしかないw とはいえ、読んでみての感想は、(ある意味当たり前だけど)そのどれでもない感じである。というか、正直なところ感想を書くのが難しい。 『あなたのための物語』を評価するのは結構僕自身は両義的である。「純文学」としては文章や描写が殺伐としている。「エンターテイメント」としては、展開などがフラットすぎる。しかしそのフラットさが、作中にもある「平板化」とあわせて、ある意味を持っているところが、評価の迷うところ。 http://d.hatena.ne.jp/naoya_fujita/20091028/1256730069 これは、id:naoya_fujitaの感想だが、確かに文章の上でもストーリーの上でも、言ってしまえば退屈なところがある*1。余命半年を

    長谷敏司『あなたのための物語』 - logical cypher scape2
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