学研プラス(Gakken)が生み出す、数々の個性的で魅力的な商品・サービス。その背景にあるのはクリエイターたちの情熱だ。学研プラス公式ブログでは、ヒットメーカーたちのモノづくりに挑む姿を、「インサイド・ストーリー」として紹介していきます。第1回は、出版社の枠を越えた異色のコラボ作をプロデュースした、編集者 芳賀靖彦の『学研の図鑑 キン肉マン「超人」』です。 “奇跡”のコラボ図鑑が異例の大ヒット作に 『キン肉マン』が1979年に『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載を開始して今年で40年。そして『学研の図鑑』も来年で創刊50年という節目を迎える。この両者による強力なコラボで、2019年、これまでにない図鑑が誕生した。『学研の図鑑 キン肉マン「超人」』である。 かつては多くの家庭で読まれていた子ども向け学習図鑑だが、近年では、定番タイトルの初版部数は、よくて3万部ほどといわれている。 しかし本作