タグ

書評に関するgrossaのブックマーク (1)

  • 銀色ふわり

    [著]有沢 まみず [絵]笛 街を歩いていた安住春道は雑踏の中、銀色の髪を持つ美しい少女と出会う。酷く驚いたような彼女の様子を少しだけ不思議に思いつつもあまり気には止めなかったのだが、実は彼女はデジタルツールを介さなければ知覚する事が出来ない、“黄昏の子供たち”と呼ばれる子供の一人だった。それを知覚することが出来る春道は大人たちの頼みで、暫く彼女を預かる事になり…。 「インフィニティ・ゼロ」以来久方ぶりの有沢まみずなのですが、やっぱりこの人のシリアス路線好きだー…。デジタルツールを介さないと人の目に映る事も、自ら生きているものを知覚することも出来ない少女と、そんな彼女を唯一見ることが出来る少年の優しくて切ないボーイミーツガールストーリーです。 生きている物を何も知覚出来ない銀花が初めて自らの肉眼で認識できる春道に出会って頑なに閉ざしていた心を開いていく姿も素敵なのですが、過去に深い傷を持ち

  • 1