と題したエントリ(原題は「How an Economist Helped Inspire the Movie Dr. Strangelove」)で、マンキューがハーバードケネディスクールのニュースサイトの1/28付け記事に、「それはもちろんトーマス・シェリングだ(Thomas Schelling, of course.)」というコメントを添えてリンクしている。 以下は記事からの引用。 After being asked by a magazine editor to survey a series of fictional accounts of nuclear war, Schelling became very interested in the book “Red Alert” by British author Peter George. He recalled the story
厚生労働省が来年度から公的年金支給額を0.7%減額すると発表したことがニュースになっていますが、今さら騒ぐことでしょうか。 年金支給額は原則的には物価に連動することになっていますが、1999~2001年には物価下落を反映させなかった(特例的に据え置いた)ために、本来の額より2.5%膨れてしまいました。今回の減額は、膨れた分を三段階で本来水準までカットする「特例水準解消」の一環です。2013年10月の-1.0%は改定済みで、2014年4月(-1.0%)、2015年4月(-0.5%)のスケジュールになっています。 最近の賃金や物価は約0.3%上昇しているため、特例水準解消と合わせて-0.7%になるのは理に適っています。 一方で、インフレ率がまだ低いため、マクロ経済スライドの発動はさらに先送りされることになります。(参考【アベノミクスで苦しくなる年金生活の高齢者】) 年金の減額には批判も多いよう
先週金曜に政府予算案が提出され、「予算の説明」がオープンになったので、ようやく、年金特別会計の様子が分かるようになった。その大半を占める厚生年金勘定を見ると、前年度比で約5000億円の「拡張財政」になっている。特例水準の解消で、給付が去年10月と今年4月に合わせて2%カットされることを考えると、少し意外な内容だ。 まず、歳入を見てみると、保険料収入、一般会計(税)受入、基礎年金受入の三計は、35.0兆円で3.0%増である。経済成長に加え、保険料は、毎年約2%ずつ引き上げられているし、被保険者数も、事業月報で見ると足元で1.1%増(10月)なので、概ね妥当なところだろう。他方、歳出は、給付費と基礎年金繰入の二計で40.9兆円であり、3.8%増である。足元の受給者増が2.8%(10月)であり、特例水準のカットがあることを踏まえると、高めに思われる。物価スライドが未定なので、4月のカットが反映さ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く