2019年に稼働を停止したスリーマイル島原発が近く再稼働する見通しとなった/Andrew Caballero-Reynolds/AFP/Getty Images ニューヨーク(CNN) 1979年に米国史上最悪の原子力災害を引き起こしたスリーマイル島原子力発電所が稼働を再開し、生成される電力を米マイクロソフトが独占購入する見通しとなった。同社は野心的な人工知能(AI)事業推進に向けたエネルギー源の確保を目指している。 米エネルギー企業、コンステレーション・エナジーは20日、5年前に閉鎖された同原発1号機について、原子力規制委員会の承認が得られれば2028年に再稼働すると発表。二酸化炭素を排出しない1号機からの電力はマイクロソフトが購入し、AIを支えるデータセンターに活用するという。 独占購入となる20年契約はコンステレーション・エナジーにとって過去最大規模とされるが、具体的な金額は明かされ