ドコモ“2年縛り明け”を狙い、攻勢に転じたau:神尾寿のMobile+Views(2/2 ページ) 指定通話定額など料金施策も好調──ドコモの対抗策に注目 こうした新モデルラインアップの布陣に加えて、もう1つ今期のauの現実路線と言えるのが、料金値下げを率先して打ち出していることだろう。先行して導入した指定通話定額は好調であり、9月の純増数およびMNP競争におけるau躍進に大きく貢献。今回のガンガンメール導入は、割安感を求めるミドルユーザー層の取り込みに有利に働くだろう。また、ここ最近のauの値下げ攻勢で、料金競争において“ドコモとソフトバンクモバイルが後手に回っている”というイメージが広がる効果も無視できない。 これまで不振だったauが、復活し始めている──。これは9月、全国各地で見られた兆候だが、今回の新モデル投入でその流れはさらに加速化しそうだ。 実際、au復活の傾向は9月の純増数や