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学問に関するguutarouのブックマーク (107)

  • 浜渦辰二(2002)「精神病理学は「失敗した学問」なのか?」

    精神病理学は「失敗した学問」なのか? ─渡辺哲夫『二十世紀精神病理学史序説』を読む─ 2002年4月17日 臨床と哲学の研究会にて 浜渦辰二 1.「失敗した学問」の元凶は〈歴史の不在〉にある? 昨年12月、渡辺哲夫『二十世紀精神病理学史序説』(西田書店、2001年)が出版された。「二十世紀精神病理学史」を語るこのは、精神病理学を「失敗した学問」と呼ぶ章から始まる。16年前の著作『知覚の呪縛─病理学的考察』(西田書店、1986年)は、作家・田口ランディの「四十歳になって、書『知覚の呪縛』と出会ったときの衝撃は、十五歳のときに〔セシュエー『分裂病の少女の手記』によって〕分裂病の存在を知ったときの衝撃の百倍もあった。メガトン級のショックを受けた」という賛辞によって今年2月に文庫化(ちくま学芸文庫、2002年)されたが、「二十八年間にわたって精神病理学という研究領域に身を置き続けてきた」著者

  • 東浩紀氏は語る。 「役に立つ」 ってどういうこと?

    豚 @butabuta_bot "っていうか素粒子理論はよくノーベル物理学賞取るんだけど、素粒子理論ってさっぱり意味分からん。そんな煮ても焼いてもえないものに税金使う意味はあるのだろうか。" http://tumblr.com/xscky22cd 豚 @butabuta_bot ノーベル賞を受賞した日人には税金でなにかあげる、とかだったら税金の無駄遣いと言っても間違いではないと思うけど。それとも国立大学や公的な基礎科学研究機関への助成金を減らせと言ってるんだろうか。

    東浩紀氏は語る。 「役に立つ」 ってどういうこと?
  • ノーベル賞の季節にあらためて思ったけど学問って本当に世界を変える

    米パデュー大の根岸英一教授、北海道大学の鈴木章教授が、リチャード・ヘック教授と共に今年のノーベル化学賞を受賞した。筆者は人が人を評価するこのような賞よりも、人の集合である市場が経済的な利益というかたちで与える客観的な評価の方を尊重したいと思っている。やはり人が人を評価することは大変難しいことであるし、常に政治的な思惑が入り込む。その点、金という単一の尺度で評価する市場というのはある意味とてもよくできたものだと思う。とはいえ、やはりノーベル賞である。その歴史と権威は別格であり、なかでも物理学賞、化学賞、生理学・医学賞は科学分野における最大の栄誉であると考えられている。筆者も同じ日人が今年はふたりも受賞できて大変よろこんでいる。今回は液晶パネルや医薬品の材料となる有機化合物の画期的な合成方法の開発に対して賞が与えられた。 改めてノーベル賞の過去の受賞者やその受賞分野を見てみると、学問というの

    ノーベル賞の季節にあらためて思ったけど学問って本当に世界を変える
  • アカデミックなものとのつきあいかた(その1)

    @otya_uke 職業として研究職を目指さないひとが、アカデミックな議論に関心を持つときの「持ち方」にはどのような種類があるのだろう。自分の来し方行く末踏まえて、そのうち整理してみよう。 縮限 @contractio ハッシュタグつくろう! “@otya_uke: 職業として研究職を目指さないひとが、アカデミックな議論に関心を持つときの「持ち方」にはどのような種類があるのだろう。自分の来し方行く末踏まえて、そのうち整理してみよう。” @otya_uke 承知しまった。よければ乗っかってください @contractio: ハッシュタグつくろう! “@otya_uke: 職業として研究職を目指さないひとが、アカデミックな議論に関心を持つときの「持ち方」にはどのような種類があるのだろう。そのうち整理してみよう。”

    アカデミックなものとのつきあいかた(その1)
  • ニーチェを読む暇があったら、さっさと英語を読めるようにした方がいい

    ニーチェについて何か言いたい訳ではなくて(ニーチェは哲学者の中では割と好きな方だ。数少ない全集を持っていた著者でもある。全部で二千円だったが)、どこかで耳にしたことがある程度でしかない哲学者のだとか、いわゆる「古典」を読めば何か教養みたいなものが身につく、とでも言いたげな淡い信仰について言う。 無理。そういうことは、ない。 「教養がつく」なんて理由では、そもそも読めない。 が読めないのは、読解力がないからでも、根気がないからでも、アタマが、いやむしろカラダが悪いからでもない。たとえ、これらすべてが当てはまったとしても、もっと大きな理由は別にある。 つまり、そのを読む理由がないのだ。 まあ、ニーチェなら、痛い勘違いをしながら読み進んでしまうことがないではないが、それでも、どうして自分はニーチェなんか読まなくちゃならないのか、が分かってから読んだ方がいい(その時は、取り上げられたって読も

    ニーチェを読む暇があったら、さっさと英語を読めるようにした方がいい
  • 問い:何故学ぶのか? → 答え:自由になるため

    南北戦争以前のアメリカ合衆国南部では、奴隷に「読み書き」を教えた白人は厳しく罰せられた。 フレデリック・ベイリーは奴隷だった。 1828年、ベイリーは、農園からメリーランド州ボルティモアの街に連れて来られた。 彼の新しい「主人」は、ヒュー・オールドという男だった。 仕事は、野良仕事から内働きに変わった。 周囲の環境も、単調な農園からにぎやかな街へと変わった。 街には、店の名前を記した看板やポスターがあった。 それから、文字を読める人間がいた。 ベイリーはある日、彼の運命を変えるような発見をした。 壁や紙の上に書かれている「模様」と、それ見ている人間の唇の動きに関係があることに気付いたのだ。 そこから、彼がその国の歴史を変えるまでには、まだまだたくさんの時間が必要だった。 しかし、それからは坂を転がり降りるようだった。 苦難や危険がなかった訳ではない。 だがもう、ベイリーは元に戻ることはなか

    問い:何故学ぶのか? → 答え:自由になるため
  • 塙保己一 - Wikipedia

    武州児玉郡保木野村(現在の埼玉県庄市児玉町保木野)に生まれる。塙は師の雨富須賀一の姓を用いたもので、荻野(おぎの)氏の出自。近世に帰農した、百姓の家系であるという。父は宇兵衛、母は加美郡木戸村(現在の上里町藤木戸)の名主斎藤理左衛門家の娘きよ。弟卯右衛門(うえもん)。 幼少の頃から身体は華奢で乳の飲み方も弱く、丈夫ではなかった。草花を好み、非常に物知りであったという。5歳のときに疳の病気(胃腸病)にかかったのが原因で、目痛や目やにの症状が出て徐々に視力が弱っていき、7歳の春に失明した。あるとき、虎之助のことを聞いた修験者が「生まれ年と名前の両方を変えなければ目が治らない」と進言し、名を辰之助と変え、年を二つ引いた。しかし、目痛や目やには治ったものの、視力が戻ることはなかった。その後、保己野村のすぐ近くの池田村に住む修験者の正覚房(しょうかくぼう)に「自分の弟子になれば治らぬ病気はない」

    塙保己一 - Wikipedia
  • 「理系と文系」より「帰納と演繹」 - カタチづくり

    ネットでは定期的に「理系と文系」ネタが盛り上がるようだ。「理系はコミュニケーションができん」「文系は論理的な思考ができない」「それはレッテル貼りだ」の3行が毎回無限ループする。もちろん文系の学問に論理的思考が不要であるとは到底思えないわけで、むしろ着眼点として面白そうなのは、論理的思考に対するアプローチの違いだと思う。思考法には演繹法と帰納法があって、この思考法で分類してみるほうが理系/文系の分類よりも面白そうに僕には思える。そして「文化」の衝突も理系/文系と同じくらい、帰納派と演繹派の間で起こっているような気がする。 ここで急に話は飛ぶのだけれど。 前職の後輩で、保険会社から転職してきた人がいた。社内では変わった経歴の持ち主だった。その彼に「保険会社ではどんな仕事をしてたの?」と聞いたことがある。 なにやら彼は保険商品のリスク計算のようなことをしていたようだ。と云われても僕には具体的なイ

    「理系と文系」より「帰納と演繹」 - カタチづくり
  • 「理想の社会」って何それ? スタンダード反社会学な考え方 (1/5)

    パオロ・マッツァリーノの著書「反社会学講座」と「続・反社会学講座」(ともに、筑摩書房による文庫版)。プロフィール欄には「日文化に造詣が深い、イタリア生まれのアラフォー戯作家」「父は九州男児の国際スパイ」と、どう捉えていいか微妙な情報が並んでいる 「少年犯罪が深刻化している」「フリーターの増加で日が傾く」――。 そんな言葉を耳にしたとき、人は「そんな気がする」と頷いたり、「そんなわけないだろ」と憤ったりと、様々な反応をする。だが、自分でデータを調べて肯定や否定をする人はそういない。だからこそ、綿密な情報収集と論理でそうした「常識」をおちょくり続けるサイト「スタンダード反社会学講座」は、月1ペースの更新でも強烈な存在感を保っている。 運営者は、「イタリア生まれのアラフォー戯作家」と自称するパオロ・マッツァリーノ氏。このサイトを皮切りに、「反社会学講座」「つっこみ力」「日列島プチ改造論」な

    「理想の社会」って何それ? スタンダード反社会学な考え方 (1/5)
  • 東大大学院の入学式に参加してきた - さぬいのルーズリーフ

    大変ごぶさたのblog更新です。 2月にLM社を退職し、4月から東大の院生になりました。 これを機に発信を増やしていければと思い、再開しました。 さて、1週間前の4月12日に東京大学大学院の入学式に参加してきました。 東大入学式の祝辞は、「東大が社会とどう関わろうとしているのか」を確認できる場なので、どんな話があるか大変楽しみに参加しました。 (学部の入学式に参加してからもう8年経つとは・・・) 今回は入学式に参加した「学生」の立場から、総長・副総長・来賓の祝辞について考えをまとめました。 あくまで一個人の見解・解釈ですので一定のバイアスあるかとは思います。その点はご容赦を。 ■濱田総長の祝辞 (文)→ http://www.u-tokyo.ac.jp/gen01/b_message22_02_j.html 濱田総長からの祝辞はやや前段が長い印象もありましたが(偉そうにすいません・・・)

    東大大学院の入学式に参加してきた - さぬいのルーズリーフ
  • 「テクストの読み方」という能力

    「人文学の世界で「テクストが読める」ということは、自然科学の世界で「数学ができる」というのと同じぐらいの重みがある」 @mixingaleさんのつぶやき http://twitter.com/mixingale/status/2751975867 に端を発した@tricken @t_hayashi @at_akada @tsurock @mixingaleさん達のつぶやきを中心にまとめました.

    「テクストの読み方」という能力
  • 人文学の世界で「テクストが読める」ということはどういうことか?

    三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou できれば、もう少し詳しくお聞かせください^^ RT @mixingale 人文学の世界で「テクストが読める」ということは、自然科学の世界で「数学ができる」というのと同じぐらいの重みがあるし、「テクストの読み方」には数学なみにセンスの差がある、ということを、たぶん…

    人文学の世界で「テクストが読める」ということはどういうことか?
  • 分野別研究リソース・ガイドをつくってみた(総記・人文学編)

    A.入門・概説、B.辞典、C.事典、D.資料&研究ガイド、E.研究書誌そしてF.スタイルガイド等の6種類のレファレンス/研究リソース・ツールを、各分野ごとにまとめてみた。 もとより網羅的なものではないが、今後もできるかぎり増補していきたい。 それぞれのレファレンス、リソース、ツールの用途は、 A.入門・概説……その分野を知る B.辞典……用語・術語を調べる C.事典……事項を調べる D.資料&研究ガイド……研究方法(資料の探索、アプローチを含む)を知る E.研究書誌……先行研究を調べる F.スタイルガイド等……論文の書き方(様式)など といった感じである。 研究のどの段階でどのツールが使われる(または使った方が良い)かは、実際には研究スタイルに左右されるのは言うまでもないが、イメージしやすいように大まかに/大胆に割り付けると、 1.テーマを選ぶ……A.入門・概説、B.辞典、C.事典、D.資

    分野別研究リソース・ガイドをつくってみた(総記・人文学編)
  • どうしてウォールストリートに行くか | rionaoki.net

    ハーバードの卒業生がウォールストリートに行くことについての非常に的確な記事だ。他のトップ校や、日の有名大学についても同様のストーリーは当てはまるだろう。 Why Do Harvard Kids Head to Wall Street? まずは、卒業生の一般的な性質を挙げている: (a) is very good at school; (b) has been very successful by conventional standards for his entire life; (c) has little or no experience of the “real world” outside of school or school-like settings; (d) feels either the ambition or the duty to have a positive

  • 学府、そして考えの場所

    学ぶ場所のありよう、あり得方、在るべき仕方、の話。 日独特のカテゴリ「文系」に所属する学部の多くが、「理系」に比して緩やかな学問的訓練しか受けていない、という指摘とそれに続く議論・口論・揉め事があった。 リストはそれを受けてなされた幾つかの議論や対話の記録だ。煽りを含む文章のやり取りに私が関心を持てないので、そこはリストには含めていない。興味の有る方はリスト冒頭部のリンクから辿られたい。

    学府、そして考えの場所
  • 都市をめぐる歴史と文化

  • ビジネスマンだって、東大で勉強してみたい!:日経ビジネスオンライン

    いや、別に東大でなくてもいいのですが、試験で良い点を取るためでなく、「勉強」してみたい私、そして皆さんのために、「日経ビジネス アソシエ」から、こっそり出稼ぎ中の編集者Yです。お元気ですか? 年明けに東京大学の加藤陽子先生に「歴史を見る目のつくりかた~教えてください、加藤先生!」へのご登場をお願いしたことで、東京大学出版会の方とご縁ができました。そこの編集の方とマンガの趣味があったことをきっかけに(当です。ちなみにその漫画はこちら)、いろいろなコラボをやっていきたいね、と話が進みました。今回はその第一弾、マンガ好きの方の後輩さんが仕掛けている、まさしく初回にふさわしい「学問の入口」フェアは、なんやかやと多忙な、私たち会社員にぴったりのように思えます。ぜひご注目を。(編集Y) Y 「学問の入口」は、学問の面白さを伝えようという趣旨の人気フェアだそうですが、今回は「LIVE 東大人気講義」と

    ビジネスマンだって、東大で勉強してみたい!:日経ビジネスオンライン
  • 【良質の独学サイト】分野は、数学、統計学、コンピュータ言語、英語、金融・経済など分野は問いません。【eラーニング】以下の条件にあうサイトを沢山教えて下さい.. - 人力検索はてな

    【良質の独学サイト】分野は、数学、統計学、コンピュータ言語、英語、金融・経済など分野は問いません。【eラーニング】 以下の条件にあうサイトを沢山教えて下さい。 ・完全に無料であること。 ・講義資料だけでなく、演習問題などもあり、十分独学できること。 ・良質であれば、英語サイトでも良いこと。 ・内容は、大学の講義資料・宿題資料が公開されているなど、大人向けの内容であること。 できれば、実際にこのサイトでこの内容を学習・マスターできたという実体験の伴うものがベストですね。

  • NHKのハーバード白熱教室が面白い! - 知的な面白さという物に飢えている人々は多いじゃないかな〜? - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    http://www.nhk.or.jp/harvard/about.html http://athome.harvard.edu/programs/jmr/ Hundreds of students pack Harvard's Sanders Theater for Michael Sandel's "Justice" course—an introduction to moral and political philosophy. They come to hear Sandel lecture about great philosophers of the past—from Aristotle to John Stuart Mill—but also to debate contemporary issues that raise philosophical questions—

    NHKのハーバード白熱教室が面白い! - 知的な面白さという物に飢えている人々は多いじゃないかな〜? - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
  • 博論は宝の山/テーマが決まったら真っ先に博士論文を読もう

    物事の調べ方にはいろいろあるが、新しいトピックだと、なかなか適当な文献が見当たらないことも多い。 先日も書いたが、に載っているのは「最新」の情報ではない。書いたものがになるまでには、かなりの時間がかかるのだ。 さて、研究は「早い者勝ち」の世界だから、誰も手をつけてないことか、まだあまり手がつけられていないことをやることになる。そのため取り扱うトピックはよりマイナーになっていく。 どマイナーなトピックなど、書いても売れないから、書店で買える書籍にはならない。では、それはどこにあるか? 答:博士論文にある。 新しく、いっぱしの研究者になろうとする者が書く博士論文。 新参者が、すでに分厚い先行研究がある(その業界では)メジャーなトピックにチャレンジしようというのは、これまでの蓄積をひっくり返せる何年に一度出るか出ないかという実力者か、単なる勘違い野郎である。 もっと慎ましやかな庶民研究者は、

    博論は宝の山/テーマが決まったら真っ先に博士論文を読もう