JR土讃線の香川県側で最後の駅、讃岐財田駅です。101年前の1923年5月に開業しました。 駅舎は木造で、香川県の保存木で樹齢700年とも言われる大きなタブノキに覆われています。 そんな歴史ある駅舎も老朽化のため解体が決まりました。 (近くの住民[60代]) 「降りた時に地域の方がいつもお花を生けてくださっていたり、毎朝掃除に来てくださったり、地元の人が愛している駅」 「高校3年間、ここから汽車に乗って、電車じゃなくて汽車乗っていきました、廃線になるくらいだったら、駅舎の解体で済むんだったら、やむを得ない」 鉄道事業で赤字が続くJR四国はコストを減らすため、自治体と協議して老朽化した駅舎を簡素な駅舎につくり替える方針です。 2014年度以降、2023年度までに四国の16の駅が建て替えられました。うち香川県は2駅です。 (記者リポート) 「JR丹生駅の駅舎です。横幅が約6m、奥行きは約3m、