僕は全然そういう記憶はないんですよね。たしかに先の大戦では日本が他国を侵略した、というふうに教わったと思うけど、でも原爆だって空襲だって悪いことだし、それまでの列強の植民地支配だって悪かった、と教わったように思います。文化大革命だって無茶だったし、スターリンは粛清しまくったし、ベトナムもひどかった、と教えてもらいました。普通そうなんじゃない? 「サヨク(もしくは日教組)は自虐史観で洗脳しつづけてきた。日本だけが一方的に悪かったと教えられた子供は自国に誇りが持てない」 というのが、歴史修正主義的ストーリーの枕になることが多いですよね。でも本当にそんな教育が行なわれてきたんでしょうか…。僕には実感が持てません。もし本当にそうであれば、歴史教育には反省すべき点もありましょう。だがどうなのか?…ちなみに自分が使ってた歴史教科書は、それなりにバランスがとれていたと感じます。たいていの教科書はそうでし