#1 処理時間とレスポンス時間 #2 バッチ処理とオンライン処理(本記事) #3 バッチ処理を設計するときの注意点 #4 オンライン処理とUXの工夫 #5 Railsのジョブ管理システムと注意点 #6 バッチ処理ですぐに使えるノウハウ、まとめ 「バッチ処理」と「オンライン処理」の違いを理解する バッチ処理とオンライン処理は対になる考え方です。 ある程度の量のデータをまとめて処理することを「バッチ処理」と呼びます。「一括処理」と呼ばれることもあります。 バッチ処理はある程度(数分〜数時間)時間のかかる処理に用いられるため、案件にもよりますが、一般にある程度長めの処理時間が許容されます(もちろん顧客への説明と了解も必要です)。計算量の多い処理や、日次/月次/年次といった締め処理は多くの場合バッチ処理で行われます。 「数時間かかるバッチなら営業時間が始まるまでに終了して欲しい」「1時間に1回実行