日本で見られる金環日食 今世紀中に日本付近で見られる金環日食は全部で6回です。このうち直近では、なんといっても2012年5月21日に起こる金環日食でしょう。太平洋側の広い地域で金環食が見られるのですからこたえられません。 <広告> 2012年5月21日 太平洋側の広範囲で 国内では1987年に沖縄本島で見られて以降、25年ぶりの金環食です。金環帯の広さは最大で236.9Kmと広い目です。九州南部、四国の大部分、近畿南部、東海、関東の広い地域で金環食が見られます。金環帯の中心線が九州の南端から紀伊半島の南端、そして静岡県から神奈川県、千葉県といったあたりを通っており、日本列島の南側へずれているのが少し残念です。でも贅沢ですね。金環帯に入らないその他の地域でも、80%以上も欠けるような大きな部分日食を見ることができます。 提供:NASA、Google 金環帯の中心線が東京付近を通るので