図2: TerraSAR-Xによる奈良県画像(2011年9月10日観測) (クリックで拡大画像へ) 図2は、TerraSAR-Xで災害後の2011年9月10日5時53分頃(日本時間)に観測された画像です。RADARSAT-2 を使った過去画像との比較解析の結果、変化があったと思われる箇所を図2内の黄枠部分で示しました。黄枠部分を拡大した画像を図3に示します。 図3: TerraSAR-X及びRADARSAT-2による奈良県吉野郡十津川村野尻付近の災害前後比較画像 左図:災害前2010年8月12日観測(RADARSAT-2)、中図:災害後2011年9月7日観測(RADARSAT-2)、右図:2011年9月10日観測(TerraSAR-X) (クリックで拡大画像へ) 図左と中央には、「レーダーサットツー」(RADARSAT-2)による平成23年(2011年)台風12号豪雨災害の観測結果(htt
ヨーロッパ南天天文台(ESO)は、星座の「ほ座」の方向に35光年離れた宇宙で地球によく似た岩石質の惑星を発見したと発表した。恒星から適度に離れ、液体の水が存在しうる「生命居住可能領域」の中にぎりぎり位置し、生命が存在する可能性があるという。 惑星の名は「HD85512b」。南米チリの惑星探査装置を使って見つけた。質量は地球の3・6倍で、大気中に雲が十分あれば海があり得るという。惑星は全体的に蒸し風呂のように高温多湿とみられる。 生命居住可能領域内での惑星の発見は、てんびん座方向に20光年離れた「グリーゼ581d」(07年)に次いで2番目。【比嘉洋】
◇宇宙の謎に迫る 昨年6月に地球へ帰還した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルが、29日から、松江市学園南1のくにびきメッセで公開される。山陰両県では初の公開。来月3日まで。 はやぶさは、03年5月に打ち上げられ、05年に小惑星「イトカワ」に到着。エンジン故障など幾多の困難を乗り越え、昨年6月に世界で初めて小惑星上の物質を直接持ち帰ることに成功し、オーストラリア上空で燃え尽きた。現在はJAXAが大阪大など国内の研究機関とともに直径0・01ミリ程度の微粒子を詳しく調べており、宇宙の成り立ちを知る手がかりになると期待されている。 公開されるのは、微粒子が入ったカプセルを入れておく「インスツルメント・モジュール」や大気圏突入時の高熱に耐えた「背面ヒートシールド」など4点。他に、はやぶさの模型やパネル、1992年12月に旧美保関町の民家に落下した重さ6・38キロの隕
「Galaxy S II」を本気で宇宙に飛ばし、TwitterなどSNS経由で入力した願いを地上へライブ中継する「SPACE BALLON PROJECT」が行われて約2ヶ月が経過。「最大高度約3万メートルから落下した『Galaxy S II』は無事で、普通に使える状態にある」ということだったので、サムスンテレコムジャパンPR担当の高久保美幸さんにその極地仕様の端末を見せてもらいつつ、今回のやたら壮大なプロジェクトを振り返っていろいろと話を聞いてみました。 GIGAZINE(以下、G): まず最初に、宇宙まで「Galaxy S II」を飛ばすという今回のプロジェクトのアイデアはどこから生まれたのでしょうか。単に冷凍庫に入れたり高温下に置いて検証する様子を見せるだけでも性能アピールにはなったかと思いますが、今回のプロジェクトを実行した決め手は? サムスンテレコムジャパンPR担当 高久保美幸さ
2011年9月14日(水)6時12分に、BS11-06実験として、2011年度第二次気球実験の第二号機を連携協力拠点 大樹航空宇宙実験場より放球しました。この実験は、気球用フィルムとして世界で最も薄い、厚さ2.8μmのポリエチレンフィルムを用いて製作された超薄膜高高度気球の飛翔性能試験を目的としています。 気球は順調に上昇を続けましたが、高度14.7kmに達した時点で浮力を失い、緩降下を始めました。降下予定区域を逸脱する恐れがあったため、指令電波により気球破断を図りましたが、気球は所定の降下速度に達せず、降下中にジェット気流により東南東方向に流されて降下予定区域を逸脱し、実験場の東南東330kmの太平洋上に降下した模様です。 被害の報告はありません。関係各方面の方々のご協力に感謝申し上げますとともに、ご迷惑をおかけしましたことをお詫びいた します。 超薄膜高高度気球については、中間圏下部の
これが2200万馬力の威力!DM-2ロケットエンジンの噴射実験 今年7月の最後の飛行をもってスペースシャトルが引退し、30年の歴史に幕を閉じました。 その一方で、次世代のロケットエンジンも開発されているわけですが、昨年にはNASAとロケット関連企業が、地上でDM-2という補助ロケットの噴射実験を行ないました。 2200万馬力という途方もない威力がどれほどのものか、その写真をご覧ください。 ドドーンと点火された写真。 場所はユタ州プロモントリーにある試験施設で、噴射時間は2分ほど。 大きなロケットを宇宙まで打ち上げるパワーを思い知らされます。 こちらは実験前の写真、丘の植物に注目。 そしてこちらが実験後。文字通り、草一本残らない焦土となってしまいました。 DM-2(Development Motor-2)補助ロケットは有人月探査計画であるコンステレーション計画のために設計されたもので、実験は
【2011年9月13日 ハーバード・スミソニアン天体物理センター】 NASAの系外惑星探査衛星「ケプラー」が、既知の系外惑星の公転周期が乱れている様子から新しい惑星の存在をつかんだ。海王星発見に類似したこの手法で系外惑星が発見されたのは初めてで、この新惑星はその存在以外まだ何もわかっていない。 これまでに発見された系外惑星の数はいまや600個以上にも及ぶが、NASAの系外惑星探査衛星「ケプラー」が見つけたものの中に、公転周期が微妙にふらつくものが発見された。どうやらこれは別の惑星の存在を示しているらしい。 公転周期に異常が見られた惑星は「ケプラー19b」と呼ばれ、地球からは約650光年かなたの恒星「ケプラー19」から約1,300万km離れた軌道(注)を9日と7時間かけて公転している。その大きさは地球の2倍ほどで、主星に近いため表面温度は500度近くにもなる。 このケプラー19bは当初、単独
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く