将来的に世界の主流になると予測されている衛星利用測位システム(GPS)を使った航空機の航法でGPSの信号に影響を及ぼすと言われる現象を、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が石垣島上空周辺で調査している。太陽活動の活発化で大気の上層部にある電離圏の電子密度が減少する現象、プラズマバブルが発生すると、GPSの電波を乱し、誤差を大きくする可能性があることから、原因を解明して技術開発につなげる考えだ。 飛行場への航空機の進入は現在、地上に設置されている計器着陸装置(ILS)で行われているが、地形の影響を受けやすい。GPSだと地形の影響を受けず、航法精度が高まり、視界の悪いときでも進入が可能になるという。世界では今年からドイツで運用され、日本や米国などでは実証段階。 JAXAによると、GPSの受信機を搭載したセスナ機でプラズマバブルの現象を観測し、データを集めている。地上での観測調査はこれ
韓日中が共同で数十億光年離れたブラックホールなどを観測する研究センターを建てた。 韓国天文研究院は13日、韓国、日本、中国にそれぞれ設置されている超長基線電波干渉法(VLBI=Very Long Baseline Interferometry)を連携する拠点の「東アジアVLBI研究センター」の竣工式を大田(テジョン)本院で行うと、12日発表した。 VLBIは数十億光年離れたブラックホールで放出された物質の電波を観測して、銀河の形成と進化情報を突き止める電波望遠鏡だ。研究センターの竣工で韓国が最近構築した宇宙電波観測網であるKVN、日本のVERA、中国のCVNの観測資料を集めて、巨大宇宙電波観測網を具現できるようになった。
米航空宇宙局(NASA)の火星探査車キュリオシティー(Curiosity)は8日、火星拡大鏡撮像装置(MAHLI)が防塵(じん)カバーを外した状態での撮影を行った。 写真はマストカメラ(Mast Camera、MastCam)が捉えた、キュリオシティーのアーム部分に取り付けられたMAHLIの画像。火星時間の探査30日目(Sol 30)に当たる9月5日に撮影された。 画像中央の赤みがかった円形の部分はMAHLIの防塵カバーで、直径はソーダ缶の断面とほぼ同じ。表面には火星の土ぼこりが薄い層となって付着している。この土ぼこりは、キュリオシティーの着陸時のエンジン噴射によって地表から舞い上がったもの。探査初日にMAHLIが撮影した画像は、この土ぼこりによって不鮮明なものとなった(2012年9月5日撮影)。(c)AFP/NASA/JPL-Caltech/Malin Space Science Sys
【2012年9月13日 NASA / Washington National Cathedral】 先月死去した元宇宙飛行士、二ール・アームストロング氏の追悼式典が、13日に米ワシントンで行われる。 1969年7月20日、歴史的な月面着陸を果たした直後のアームストロング氏。一緒に月面を歩いたバズ・オルドリン飛行士が撮影した。クリックで拡大(提供:NASA) アポロ11号の“盟友”、マイケル・コリンズ氏(左)とバズ・オルドリン氏。8月31日にシンシナティ州で行われた身内の追悼会にて。クリックで拡大(提供:NASA/Bill Ingalls) 8月25日に82歳で死去した元宇宙飛行士、二ール・アームストロング氏の公式追悼式典が9月13日にワシントンで行われる。 会場となるワシントン国立大聖堂は、歴代アメリカ大統領の国葬などさまざまな国家的行事が行われてきた歴史ある場所だ。 1974年にはアーム
国立天文台ならびに東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(カブリIPMU)は9月13日、ハワイ現地時間2012年8月17日に、複数の研究機関や大学によって共同開発で進められてきた新型の超広視野カメラ「Hyper Suprime-Cam(HSC:ハイパー・シュプリーム・カム)」(画像1)がすばる望遠鏡に搭載され、同28日の夜から性能試験観測を開始していることを報告した。 すばる望遠鏡には、主鏡の上約16mの位置に、主焦点と呼ばれる焦点がある。主焦点は広い天域(視野)を一度に撮影できるという特徴があり、口径8~10m級の望遠鏡ではすばる望遠鏡だけが主焦点で観測することができる。 1999年のすばる望遠鏡のファーストライト以降、ここに主焦点カメラSuprime-Camが設置され、視野の隅々までシャープな天体画像が撮影されてきた。大口径・広視野・高解像度の特性を合わせ持つ望遠鏡はすばる望
Image credit: NASA 国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している第32次長期滞在クルーは9月13日、ISSと結合していた宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)を切り離し、宇宙空間に放出した。 星出彰彦宇宙飛行士とジョセフ・アカバ宇宙飛行士がISSのロボットアーム(SSRMS)を操作し、日本時間9月12日20時50分に「ハーモニー」からHTV3号機を外し、9月13日0時50分に宇宙空間に放出した。 HTV3号機にはゴミや不要物などが詰め込まれ、今後、軌道離脱マヌーバを実施し高度を下げた後、日本時間9月14日14時24分頃に大気圏に再突入し、廃棄される予定。また、今回のHTV3号機には、再突入データ収集装置「アイ・ボール(iBall)」が搭載されており、HTV3号機の大気圏突入時の様子を撮影する他、回収機能付加型HTV(HTV-R)のためのデータも収集する。
404 NOT FOUND 指定されたページかファイルが見つかりません。 指定されたページかファイルは削除されたか、アドレスが変更された可能性があります。 MANTANWEBトップページへ戻る
野田総理大臣は12日夜、総理大臣官邸で、国際宇宙ステーションに滞在している宇宙飛行士の星出彰彦さんと交信し「宇宙開発の最前線で日本代表として職責を果たすことを祈っています」などと激励しました。 交信には、去年、国際宇宙ステーションに滞在した宇宙飛行士の古川聡さんと、星出さんの母校の小・中学生と高校生6人も参加しました。 この中で、野田総理大臣は「宇宙開発の最前線である国際宇宙ステーションの中で、日本代表として職責を果たすことを祈っています」と激励しました。 そして、野田総理大臣が国際宇宙ステーションでの作業について質問したのに対し、星出さんは「お互いを尊重しあったり、誰かが作業をてこずっているときは助け合ったりして、チームとしてうまく機能することが大切だ」と述べました。 また、星出さんの母校・東京の二子玉川小学校の児童が「地球になくて宇宙にあるものは何ですか」と質問すると、星出さんは「地球
住友精密工業とエクストリーム―D(XD、東京都品川区、柴田直樹社長)は、データセンター(DC)の空冷装置分野で協業する。2025年にもDCの1台当たりのサーバー消費電力が1000ワ... マイクリップ登録する
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く