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ブックマーク / book.asahi.com (3)

  • 特別公開:坂本龍一さん3万字インタビュー前編「音楽の大きなテーマは、亡くなった者を悼むということ」|じんぶん堂

    記事:平凡社 坂龍一さん(2013年5月撮影) 撮影:榎佳嗣 書籍情報はこちら バッハの「マタイ受難曲」を聴くと、まさに「音楽に救われる」という感じがする ――東日大震災と原発事故はだれしもにとってたいへんショッキングなできごとだったと思います。坂さんはどうお過ごしでしたか。 坂龍一:うーん……、直後はやっぱり、音楽を聴く気になれませんでした。 ――音楽家の方でも、音楽が聴けなくなるんですか。 坂:ええ、(音楽家には)きっとそういう人は多いと思いますよ。それで、ずいぶんと経ってから……、ひと月ほど経ってからかな、やっと聴いてみようかなと思ったのは。 ――そのときに、慰めや励ましになったもの、あらためて立ちかえったものってありますか。 坂:それは、やっぱりどうしてもバッハの「マタイ受難曲」です。僕のまわりの音楽好きでも同じようにいう人は多いけれど、やっぱり特別な曲ですね。「また

    特別公開:坂本龍一さん3万字インタビュー前編「音楽の大きなテーマは、亡くなった者を悼むということ」|じんぶん堂
  • 「現代アートを殺さないために」 美術評論が書かぬ生々しい実態 朝日新聞書評から|好書好日

    ISBN: 9784309256641 発売⽇: 2021/01/05 サイズ: 19cm/384,18p 現代アートを殺さないために ソフトな恐怖政治と表現の自由 [著]小崎哲哉 一昨年の芸術祭「あいちトリエンナーレ」では、「表現の不自由」を問う展示が大量の非難や脅迫で中止に追い込まれ、国の補助金が一方的に取り消された。日の「自由」の実情を象徴する事件だ。 だが従軍慰安婦を題材とした作品ばかりが注目され、またあの話かと、大勢は無関心ではなかったか。問題の核心はどこにあるのか。アートの世界で何が起こっているのか。書はそこに斬り込む。 2014年、「すべてはこの年に始まった」。内閣人事局の設置と同年、文化行政でも、展示作品へのクレームや国際交流事業での中国韓国外しなど、政権による介入が進んだ。「最近は放射能、福島、慰安婦、朝鮮など」は「NGワード」というわけだ。 「忖度」(そんたく)は

    「現代アートを殺さないために」 美術評論が書かぬ生々しい実態 朝日新聞書評から|好書好日
  • asahi.com(朝日新聞社):高円寺 東京新女子街(まち) 三浦展(あつし)さん - 著者に会いたい - BOOK

    高円寺 東京新女子街(まち) 三浦展(あつし)さん[文]浜田奈美 [写真]長島一浩[掲載]2010年12月5日三浦展さん(52)=長島一浩撮影著者:三浦展・SML  出版社:洋泉社 価格:¥ 1,470 ■「居心地の良さ」読み解く 中央線沿線マニアは多いが、とりわけ高円寺は「ディープ」というか、ロック好きでとんがってなきゃ立ち入り禁止ぐらいのイメージがある。でも書によれば、高円寺は変わったらしい。しかも、「女子街」として。 「10年ぐらい前から、若い女性向けの古着屋が増えたという変化には気づいていました。ところが最近、『高円寺に住んでます』という女性が僕の周りでも増えた。遊びと住むのとでは意味が違う。これはどういうことなんだと」。うっすらと“高円寺好き”ではあったものの、研究魂に火がついて、女性建築家ユニット「SML」の協力を得ながら100日以上を高円寺のフィールドワークに費やした。 冒

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