2008年10月26日 12:00 ロイター通信では毎年年末の恒例企画として、翌年の日経平均株価の予想レンジを投資関連の著名アナリストや関連部局のトップなどに聞き、翌年の相場動向を占う一つの指針として提示している。それぞれの法人や個人の個性が現れ、非常に役立つデータなのだが、今年の相場はそれ以上にある意味興味深い、そして出来れば夢であって欲しい状況が展開している。いかに現在進行している市場展開が、著名専門家ですら予想し難い事態であるのかが、予想レンジと実際の日経平均株価の動向を見れば一目で分かる。今回はこれを図にしてみることにする(【元データ】)。 予想された日経平均株価のレンジは500円単位。そこで500円の区切りで軸を作り、それぞれのアナリストの予想を棒グラフ化する。そしてそこに、一か月単位(月足)の実際の日経平均株価動向をやはり500円単位で棒グラフ化したものを加える。日経平均は実際