ロシアの民間軍事会社ワグネルは29日、西アフリカのマリでイスラム過激派と衝突し、指揮官が戦死する大損害を被ったと発表した。ワグネルは2020年にクーデターで実権を握ったマリの軍事政権を支援している。
1980年代半ばの話。ある歌手の方が反社との関係を取り沙汰され、年末の紅白歌合戦の出演を取り消されるという騒動が起きた。当時、僕の師匠であった演出家の蜷川幸雄氏はその審査員に選ばれていたのだが、この経緯に抗議して辞退してしまった。たかが年末の芸能番組が道徳を振りかざし、その正義のもとにジャッジを下すことへの抵抗だった。大晦日(おおみそか)の夜に師匠のハゲ頭を拝みながら酒でも飲もう程度のことしか考
体操女子でパリ五輪の日本代表主将に選ばれていた19歳の大学生選手が喫煙、飲酒をしていたことで五輪代表を辞退した。モナコでの事前合宿から帰国させての発表だから「辞退させた」と言うべきだろう。大学生になったら20歳未満(当時は未成年)でも酒やタバコは黙認されていた時代に育った世代としては、厳しすぎると思ってしまう。なんらかの処分があるのは分かる。若いからとか、重圧にさらされていたから許されるとは思
「元刑事から問題発言が飛び出したな」「現実には探偵が再捜査しても無駄や。何も判らんわ。推理小説ではありそうな筋書きやけど」「ああ、なんぼでもある」ミステリを読んだこともないであろう元刑事の探偵は、苦笑しながら酒を喉に通した。「こういうのはどうや。警察を出し抜くような捜査は無理やとしても、卓越した推理力がある探偵がいたとして、真相を推理してみてください、という依頼」「できん」またも即答である。
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