「HAYABUSA」のポスターと監督の上坂浩光さん「はやぶさ」帰還の想像図。左が探査機本体で、右がカプセル。探査機本体は燃え尽きる=米航空宇宙局ジェット推進研究所提供「はやぶさ」のプラモデル=青島文化教材社提供 【ウーメラ(豪南部)=東山正宜、ワシントン=勝田敏彦】日本時間の13日夜、地球に戻る小惑星探査機「はやぶさ」が人気を集めている。プラモデルや関連本、DVDが驚異的な売れ行き。応援歌もある。ファンは「史上最も愛された探査機」と呼ぶ。 「帰還決定おめでとう!」 地球に戻る最後の軌道修正に成功した6日以降、インターネットの動画サイト「ニコニコ動画」には、祝福コメントが数多く寄せられた。 エンジン故障や燃料漏れ、行方不明……同サイトに投稿された「はやぶさ」のトラブルを解決する技術者たちの物語は、延べ約80万人が見た。 小惑星「イトカワ」の砂が入った可能性があるカプセルを放出後、大気