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小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還した13日、大気圏突入の様子がネット中継され、最後の雄姿を大勢のユーザーが見守った。和歌山大学宇宙教育研究所は、はやぶさが輝きながら燃え尽きる瞬間をユースリームで中継。録画映像は3日間で再生50万回を超えた。ニコニコ動画でも特別番組を生放送、22万人が視聴した。「はやぶさ」が最後に撮影し、送信した地球がツイッターにアップされると、「おかえりなさい」「ありがとう」の書き込みが寄せられた。
小惑星探査機はやぶさのカプセルを日本へ持ち帰る外箱。中に衝撃をやわらげるためのボールを並べる。手にしているのはカプセルの模型=オーストラリア・ウーメラ実験場で、永山悦子撮影 劇的な地球帰還を果たした小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルが17日深夜、日本に到着する。地球と火星の間にある小惑星イトカワの物質が入っていると期待され、他天体から直接持ち帰った物質としては米ソの「月の石」以来だ。「人類の宝」となるかもしれないだけに、細心の注意が払われる。【ウーメラ(オーストラリア南部)永山悦子】 13日深夜。南十字星が輝くオーストラリアの夜空に突然花火のような光がはじけ、中から小さな点がスーッと飛び出して消えた。「花火」は燃え尽きたはやぶさ、飛び出した光がカプセルだった。 はやぶさは、小惑星との間を往復し、その表面から物質を持ち帰る技術の実証が目的だ。帰還によって所期の目的は達成したが、小惑星表面から
日本の小惑星探査機「はやぶさ」が、世界で初めて月より遠い天体を往復して地球に帰ってきた。03年5月、鹿児島県内之浦町(現・肝付町)からM5ロケット5号機で打ち上げられて7年1カ月。旅立ちは取材できなかったものの、鹿児島支局でロケット担当だったせいか、エンジン故障など危機を乗り越えた帰還に胸が熱くなった。 はやぶさが飛び立った宇宙航空研究開発機構の内之浦宇宙空間観測所は大隅半島の太平洋岸、山を削った台地の上にある。「宇宙」と言えば華やかなイメージだが、老朽化した設備が多く、記者会見場はプレハブ小屋のようだった。研究面で決して恵まれた環境ではなかっただろう。M5ロケットの打ち上げも00年の失敗以来で大きなプレッシャーがかかっていた。 60億キロの旅を終えた「不死鳥」。研究者の不屈の精神にはぐくまれたのは間違いない。【内田久光】 〔山口版〕
「イカロス兄さん、しゃしん、おくってるよー」――宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙ヨット実証機「IKAROS」(イカロス)と、IKAROSの分離カメラ「DCAM2」のTwitterでの“やりとり”をアニメ映像化したものが、JAXAのIKAROS専門チャンネルで公開されている。 IKAROSはソーラーセイルを張って太陽光(光子)を受けて進む“宇宙ヨット”。DCAM2は5.5(直径)×5(高さ)センチで、IKAROS本体からばねで放出され、写真を無線でIKAROS本体に送信するが、動作時間は15分ほど。本体に戻ることはできず、世界最小の人工惑星として太陽の周りを飛び続ける。 IKAROSは「イカロス君」、DCAM2は「DCAM2君」というTwitterアカウントでそれぞれつぶやいているという設定で、撮影中“2人”は「イカロス兄さん、しゃしん、おくってるよー」「がんばってパシャパシャ写真取り
「はやぶさ」ミッションの終わりはどこ? 人によっては、それは帰還と再突入になるだろう。しかし、そこから小惑星のサンプル分析、研究がスタートする人もいる。 吉川 本当に「はやぶさ」は世界初なんですよ。月以外の天体に着陸して、そして離陸して戻ってくるのはアメリカですらやっていない。 そもそも、何かの天体に行って、戻ってくるということ自体、スターダスト、ジェネシスに続いて「はやぶさ」で史上3例目。2つが着陸せずフライバイで戻ってきただけであるのに対し、「はやぶさ」はあの小さな探査機で着陸・離陸ですから。 サンプルは「ない」ことを確認するのもひと苦労 安部 「はやぶさ」ミッションにはいくつもの山があって、私にとっては、観測してひと通りの情報が揃って「イトカワというのはこういうもんですよ」ということを論文としてまとめた、それがひとつの区切りです。 その後、探査機が実際に小惑星に行って、近赤外線分光器
宇宙開発とビジネスと民主主義(moderntimes) 宇宙開発と社会との関係を分析。 松浦晋也と鹿野 司の“読書ノート”(裳華房) 裳華房メールマガジンでの書評連載。 日経クロステック著者検索 松浦晋也 日経BPの媒体に書いた2003年以降に書いた技術的記事が読めます。全部ではありません。一部は同社のウェブ媒体リニューアルで消えたままになっています。 日経ビジネス電子版・著者ページ 2015年以降に日経ビジネス電子版に書いた記事は、ここから読むことができます。 介護生活敗戦記 2017年に連載した、認知症を発症した母80歳を自宅介護した記録です。現在連載は、NPO法人「となりのかいご」代表の川内潤さんが受け継いでいます。ここから著書「母さん、ごめん。」が生まれました。 松浦晋也の「モビリティビジョン」 2008年から2011年にかけて「Wireless Wire」で行った乗り物に関する連
2010年6月14日、宇宙航空研究開発機構は、小惑星探査機「はやぶさ」が地球大気に突入し、小惑星イトカワの表面物質が入っている可能性のあるカプセルがオーストラリアのウーメラ砂漠で無事回収されたと発表しました。日本惑星科学会は、小惑星サンプルリターンという惑星探査の新たな可能性を切り拓いたこの快挙に対し、心からの祝意を表明いたします。 2003年5月9日に鹿児島県内之浦から打ち上げられた「はやぶさ」は、イオンエンジンの実証試験を行いながら、2005年9月12日に小惑星イトカワに到着しました*。約2ヶ月にわたる現地観測によって得られたイトカワの実像は、平均直径が500mにも満たない小惑星に関する我々の認識を一新し、いわゆるラブルパイル天体の構造と成因を端的に示すものでした。さらに「はやぶさ」は微小重力天体への離着陸という人類初の偉業を成し遂げました。その後は様々なトラブルに見舞われ、地球との通
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