国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中の星出彰彦宇宙飛行士(43)は24日、7月17日から始まった約4か月の滞在期間の折り返し点を過ぎたのを機に、「後半戦にも注目してほしい」とのビデオメッセージを公開した。 星出さんは、滞在期間前半について「(日本の無人補給船)こうのとりの受け入れや船外活動などを行ってきた」と振り返り、後半について「(ISSからの)小型衛星放出や、メダカの実験などを行います。宇宙を身近に感じてほしい」と語った。 日本の大学などが作った小型衛星をISSから放出する初の試みは28日午前0時過ぎに予定されており、放出する装置を星出さんが組み立てる様子も公開された。 星出さんは11月12日に地球へと帰還する予定。
宇宙飛行士の星出彰彦さん(43)が国際宇宙ステーション(ISS)で暮らし始めて約2カ月が経過した。船外活動では予想外のトラブルを乗り越えて任務を達成する一方、実験やラジオ番組への出演など多忙な日々が続く。約4カ月に及ぶ長期滞在の“折り返し点”を過ぎた星出さんの宇宙生活をのぞいてみた。(草下健夫)◇ 歯ブラシが活躍 2度目の飛行となった星出さんは日本時間7月17日にISSに到着し、長期滞在を開始。無人補給機「こうのとり」のドッキングなどの任務をこなした後、長年の夢だった船外活動に臨んだが、思わぬ試練に直面した。 8月30日、船外で故障した電源装置の交換作業を開始。ところが、装置をISSに取り付けるボルトが固くて締められない。作業は6時間半の予定を大幅に超過して8時間17分に及び、結局、取り付けられないまま船内へ戻った。 電源装置の交換は今回の船外活動で最も重要な任務だ。それだけに、ネットの
Image credit: SpaceX 米航空宇宙局(NASA)とスペースX社(Space Exploration Technologies Corporation)は9月20日、国際宇宙ステーション(ISS)への2回目のファルコン9ロケットとドラゴン宇宙船の打ち上げについて、10月7日に実施すると発表した。 発表によると、同日に飛行準備完了審査(FRR)が行われ、安全性などが確認され、ドラゴン宇宙船を載せたファルコン9ロケットの打ち上げはアメリカ東部夏時間10月7日20時34分(日本時間10月8日9時34分)に設定された。今回の飛行はNASAとの契約に基づく、初の正式ミッション「SpaceX CRS-1」で、ISSへ補給物資の運搬、物資の回収などを行う。 ファルコン9ロケットは2段式のロケットで、初段にケロシン・液体酸素を燃料とするマーリン・エンジンを9基束ね、2段目に同じくケロシン・
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