新たに 「土星の環(Fリング)」のへの接近観測ミッション を開始した、 土星探査機「カッシーニ」 。この20回にわたって土星の環のそばを通過しさまざまな観測を行なうミッションの初めとして、カッシーニは 土星の大気の詳細画像 を地球へと送信しました。画像からは、 土星の北極にある特徴的な「六角形のジェット気流」 が観察できます。 カッシーニは11月30日より、土星の環をかすめるようにして飛行する 「Ring-Grazing Orbits」ミッション を開始。1週間ごとに土星を20周するこのミッションでは、土星の環をかすめ通る前に北極圏の上空を通過しました。そして搭載カメラにより、 12月2日〜3日 にかけてこれらの画像を撮影。そして今後は、 土星の環やそれに含まれる「小衛星」の詳細画像 を送り届けてくれることが期待できます。 また土星の北極側にこのような六角形のジェット気流が存在すること