新しいルーターやネット接続可能なカメラを購入した際によくあるのが、デフォルト状態でIDが「admin」、パスワードが「password」など、誰でも推測可能なものになっていることだ。これらのIDやパスワードはセットアップの際に変更しておくことを心がけたい。 ネットに接続可能なデバイスをデフォルトのパスワードで使用し続けることは、ハッカーに情報を明け渡してしまうことにつながる。近年は膨大な数のマルウェアが、セキュリティの弱いデバイスをターゲットに、サイバー犯罪をしかけるチャンスを伺っている。 デバイスメーカーのなかには、セットアップ段階でパスワードの変更を必須にしているケースもあるが、消費者らを危険にさらしているメーカーも多いのが実情だ。 カリフォルニア州ではこの状況を見かねた議員が、メーカーに対策を講じることを迫る法案を提出し、注目を集めている。州知事のジェリー・ブラウンに提出された法案は