デジタルマーケティングに携わる担当者にとって、SNSの活用はもはや欠かせない手段となっているが、そのマーケティングの対象はBtoCだけでなくBtoBへと拡大する傾向を見せている。SNSを活用したマーケティング活動にはこれから何が求められるのか。ビジネス特化型SNS「LinkedIn」でアジア太平洋・日本地域のマーケティングソリューションを統括するオリヴィエ・ルグラン氏に、LinkedInの現状とあわせて聞いた。 FacebookとLinkedInの違いは「BBQ」と「ビジネスランチ」 --まずは、LinkedInの現在の動向について教えてください。 ルグラン氏:LinkedInは現在、世界で3億8000万人のユーザーが利用し、24言語に対応しています。細かく見ると、アジア太平洋地域では7300万人、日本では150万人近くのユーザーがいます。グローバルで1秒に2人の新規ユーザーが登録している