今月24日は土用のうしの日です。絶滅のおそれが指摘されるニホンウナギについて、4日に水産庁でウナギの完全養殖の実用化に向けた研究状況の報告会が開かれ、卵から育て上げたウナギを関係者が試食しました。 将来、私たちも食べられる日が来るのでしょうか。 報告会は、ニホンウナギの完全養殖の実用化に向けた最新の研究について知ってもらおうと、水産庁が開きました。 ニホンウナギは、絶滅危惧種に指定されるなど資源の保護が課題となっていますが、14年前、国の研究機関が卵を人工ふ化させて育てたウナギを親にして、さらにその卵をふ化させる完全養殖に世界で初めて成功し、実用化に向けた研究開発が進められています。