3ヶ月くらい前に仕事で、ああ日本の会社っぽいなあ、組織の論理って感じだなあとつくづく思った出来事があったを思い出したので、忘れないようにメモしておく。 事業部の間で協力して新しい製品を立ち上げるという話だった。あっちの事業部がこっちの事業部に、業務の一部を委託する。どの範囲を委託するのかというのを、あっちとこっちの事業部長同士で覚書を交わすことになった。実際にはすでに仕事が進んでいて後出しで実情も踏まえて覚書が作られる。 あっちの事業部の担当者が覚書の案を作成した。そしてあっちの担当者→あっちの課長→こっちの部長→こっちの各課長→こっちの各課の担当者という流れで覚書の確認依頼がきた。うちの課長からは「下記添付の覚書及び覚書別紙について内容確認をお願いします。一両日でお願いします。」というメールが私宛にきたのだった。 それで添付ファイルの覚書を見てみると、かなり修正すべき箇所があった。列挙の