みそカレー牛乳ラーメン。たっぷりとのったモヤシに、バターがアクセント=青森市新町1丁目 みそカレー牛乳ラーメン。青森市発祥の、一見、合わなそうな組み合わせの「異端の味」が少しずつ知られ始めている。市内でこの味を守る5店舗が「青森味噌(みそ)カレー牛乳ラーメン普及会」をつくった。 みそカレー牛乳ラーメンの「生みの親」は、故佐藤清さん。札幌・ススキノのラーメン横丁で行列店を経営していたが「東北を制覇したい」と青森市に移住。68年、同市古川の旭町通りに、ラーメン店「味の札幌」を開いた。 佐藤さんの二番弟子で、同市新町1丁目に「味の札幌分店」を開いて17年たつ浅利順三さん(55)によると、佐藤さんはアイデアマン。 「なんでも混ぜるのが好きでね。みそ塩しょうゆカレーなど7色でレインボーラーメンとか」 その中で、みそカレー牛乳ラーメンが生まれた。 みそカレー牛乳ラーメンのスープは、みそのコ