カナダの研究者が、Google Docsで文書に挿入した画像は、文書を削除した後もアクセスできてしまうなどの問題を指摘した。 カナダのセキュリティ研究者が、Google Docsの文書共有にまつわるプライバシー問題を指摘した。これに対してGoogleは、セキュリティ上の深刻なリスクは発生しないと反論している。 問題を指摘したのは、テクニカルコンサルタントのエイド・バーカー氏。同氏のブログによると、Google Docsには3件のプライバシー問題があるという。1件目は画像の問題。Google Docsで文書に挿入した画像はGoogleのサーバにアップロードされ、IDを割り当てられる。以後その画像にはURLでアクセスできるようになり、共有コントロールで保護できないばかりか、文書自体を削除した後も画像には引き続きアクセスすることができてしまうという。 さらにバーカー氏は、(1)文書を共有している