2023年12月5日のブックマーク (1件)

  • 2024年に「デフレ脱却」と「2%インフレ」は実現するか | 大和総研

    ◆足元のデフレリスクを定量的に評価するため「デフレリスク指数」を作成すると、直近の日の水準は過去との比較や主要国との比較でも低位にあり、日経済は再びデフレに戻るリスクは低いとみられる。さらに広範なデータをヒートマップで可視化すると、「物価」「労働市場」関連指標は足元で過熱感を示す一方、「賃金」関連指標の改善が遅れている。 ◆デフレ脱却には賃金が名目・実質ともに上昇する必要がある。この点、2024年春闘では前年並みかそれを上回る賃上げ率となり、実質賃金は2024年7-9月期に前年比でプラスに転換する見込みだ。日銀行(日銀)は同年4月にイールドカーブ・コントロール(YCC)の撤廃とマイナス金利解除に踏み切り、政府は早ければ同年度後半にもデフレ脱却を宣言する可能性がある。 ◆長期金利と短期金利がそれぞれ1%pt上昇すると、純利息収入への影響は家計が+1.0兆円、企業が▲3.0兆円、政府が▲

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