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  • アインシュタイン方程式を読んだら「宇宙」が見えた:深川峻太郎 - とね日記

    理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! 「アインシュタイン方程式を読んだら「宇宙」が見えた:深川峻太郎」(Kindle版) 内容紹介: オレだって数式が読めるかっこいい男になりたい! 微積分も知らずに、男(50代・文系)は数式世界の最高峰「アインシュタイン方程式」をめざし旅立った。「捜さないでください」と書き置きを遺して。 予定調和なしの決死行を見守りながら相対性理論の「真髄」を体感できる、(おそらく)世界初の数式ドキュメンタリーここに誕生! 理論物理学のトップランナー、大栗博司氏、村山斉氏も熱く推薦! 2021年5月21日刊行、272ページ。 著者について: 深川峻太郎(ふかがわ・しゅんたろう) Twitter: @DeeeeepR ライター、編集業。1964年北海道生まれ。2歳から東京で育つ。早稲田大学第一文学

    アインシュタイン方程式を読んだら「宇宙」が見えた:深川峻太郎 - とね日記
  • 時間は逆戻りするのか 宇宙から量子まで、可能性のすべて: 高水裕一 - とね日記

    理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! 「時間は逆戻りするのか 宇宙から量子まで、可能性のすべて: 高水裕一」(Kindle版) 内容紹介: 自然界の多くは対称性をもっているのに、なぜ時間は一方向にしか流れないのか?古来、物理学者たちを悩ませてきた究極の問いに、ホーキング博士の晩年に師事し薫陶をうけた著者が、理論物理学の最新知見を縦横に駆使して答える。量子レベルで観測された時間の逆戻りとは?時間が消えてしまう宇宙モデルとは?読めば時間が逆戻りしそうに思えてくる! 2020年7月16日刊行、272ページ。 著者について: 高水裕一(筑波大学計算科学研究センター研究員): HP: https://www2.ccs.tsukuba.ac.jp/Astro/Members/takamizu/index.html Twitt

    時間は逆戻りするのか 宇宙から量子まで、可能性のすべて: 高水裕一 - とね日記
    harumanachika
    harumanachika 2020/09/12
    “本書ではループ量子重力理論の文脈で「アキレスと亀」の議論(ゼノンのパラドックス)を復活させているのが面白い。”
  • ディープラーニングと物理学 原理がわかる、応用ができる:田中章詞、富谷昭夫、橋本幸士 - とね日記

    理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! 「ディープラーニングと物理学 原理がわかる、応用ができる:田中章詞、富谷昭夫、橋幸士」(Kindle版)(参考書籍) 内容紹介: 人工知能技術の中枢をなす深層学習と物理学との繋がりを俯瞰する。物理学者ならではの視点で原理から応用までを説く、空前の入門書。物理は機械学習に役立つ!機械学習は物理に役立つ! 2019年6月22日刊行、286ページ。 著者について: 田中章詞: 研究者情報、arXiv.org論文 博士(理学)。2014年大阪大学大学院理学研究科物理学専攻博士後期課程修了。現在、理化学研究所特別研究員(革新知能統合研究センター/数理創造プログラム) 富谷昭夫: ホームページ、Twitter: @TomiyaAkio、arXiv.org論文 博士(理学)。2014年大

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  • ブラックホールと時空の方程式:15歳からの一般相対論:小林晋平 - とね日記

    理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! 「ブラックホールと時空の方程式:15歳からの一般相対論:小林晋平」(電子版) 内容紹介: 物理学者は、いかにして現象を記述し、世界を見るのか? 「ブラックホールを数式で表す」とは、いったいどういうことなのか? 高校数学から出発し、「一般相対論」へと一気に駆け上がる、 気の物理学を知るための独習書。 ~15歳の読者へ~ 書では、15歳、つまり中学3年生~高校1年生くらいを想定して、「ブラックホールを表す数式を導くところまで一緒に歩いていく」ことを目指しました。書に出てくる数式の意味や、そこに描かれている物理の世界を理解するための数学や物理学の知識はそのつど説明しています。とはいえ、書の内容をすべて理解するのは難しいかもしれません。わからないところは飛ばしながら、挑んでみ

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  • 深層学習と時空:橋本幸士先生 #MathPower - とね日記

    理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! 三連休の中日の日曜は、午前中にフランス語の授業を済ませ、午後から橋先生の1時間の講演を聞きに六木ニコファーレに行ってきた。この講演はMATH POWER 2018という土日の2日間ぶっ通しで行われる数学イベントの一部である。 MATH POWER 2018(Twitterで #MathPower を検索する) https://mathpower.sugakubunka.com/ 10月7日(日)15:00~16:00 深層学習と時空(講演) #Mathpower 橋幸士(大阪大学大学院理学研究科教授) 宇宙の始まりの話。そもそも何もないところから時空がどのように生まれるのか?(創発するのか?)これを説明するために使われるのが超弦理論から導かれる「ホログラフィー原理」と「

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  • ついにリーマン予想が証明された!? - とね日記

    理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! --------------------------------- 9月25日に追記: 月曜の深夜にこの記事を投稿したが、その後、アティヤ博士の発表に対して専門家の間では懐疑的、否定的な意見が支配的になってきた。証明は失敗している可能性が高い。しかし結論を急がず専門家による査読の結果を待つべきだ。今後の成り行きを見守っていきたい。 --------------------------------- ひとつ前の記事を書いている最中に、とてつもないニュースが飛び込んできた。あの「リーマン予想」が証明されたというのだ。ドキドキして気もそぞろである。これは今から160年前(日は幕末)にドイツ数学者「ベルンハルト・リーマン」により提唱された予想で、「ミレニアム懸賞問題」という難問の

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  • 低次元の幾何からポアンカレ予想へ : 市原一裕 - とね日記

    理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! 「低次元の幾何からポアンカレ予想へ : 市原一裕」(Kindle版) 内容紹介: メビウスの帯、クラインの壺、オイラーの多面体定理、ポアンカレ予想など有名な幾何学をとりあげ、多様体の魅力に迫ります。 ポアンカレ予想は位相幾何学の予想の1つですが、きちんと理解しようとすると3次元の壁にぶつかり、あきらめてしまう人もいるようです。 書では、身近な例を豊富に使って親近感がわくように説明します。多面体や次元がイメージできるようになるでしょう。 サーストンの幾何化予想にも言及します。 2018年1月刊行、208ページ。 著者について: 市原一裕(いちはら・かずひろ) 日大学文理学部数学科教授。1972年生まれ。専攻は低次元位相幾何学、特に三次元多様体論、および数学教育学。主な著書『

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  • 英語版「ランダウ=リフシッツの理論物理学教程」がオンラインで無料公開された。 - とね日記

    理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! 英語版のファインマン物理学に続き、今回は「ランダウ=リフシッツの理論物理学教程」の英語版が無料でオンライン公開されていた。なんと素晴らしい! オンラインで読めるほか、PDF、ePub、Kindle、DjVuなどのファイル、そして視覚障害者のためのDaisyという音声読み上げファイルとしてダウンロードできるようになっている。 ランダウ=リフシッツ理論物理学教程を含むこのサイトののDaisyファイルはDAISY 3.0形式である。iPhoneアプリのボイスオブデイジーで読み込めるのはDAISY 2.02形式なので、そのままでは使えない。DAISY 3.0形式のファイルはVoice Dream Readerという有料アプリで読み込んで再生することができる。またDAISY3.0形式の

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  • はじめて学ぶリー群: 井ノ口順一 - とね日記

    理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! 「はじめて学ぶリー群: 井ノ口順一」 内容紹介: 線型代数とリー群のギャップを克服!格的にリー群・リー環について学ぶための線型代数の数学や理論物理学を学ぶ上でリー群(Lie 群)の知識が必要になることがしばしばある。大学の授業では学ぶ機会がなかなかないにも関わらず大学院生になると「当然知ってるよね」と言われがちな知識でもある。 このではリー群のなかでも微分幾何学や理論物理学で使われることの多い線型リー群について初歩(の初歩)を解説する。 線型代数、微分積分、初歩の群論を学べばリー群論・リー環論の初等理論は手の届く位置にある。とは言うものの独学でリー群・リー環について学ぶとき線型代数とのギャップで戸惑う読者も少なくない。このは、それらの入門書と「初歩の線型代数」の間

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  • トポロジー入門: 松本幸夫 - とね日記

    理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! 「トポロジー入門:松幸夫」(オンデマンド版) 内容紹介: 高校数学程度の素養をもった読者にトポロジーの初歩からその基事項をていねいに紹介した最適の入門書。論理的理解と直観的理解が並行して進むよう、親切な工夫が凝らしてある。章末に練習問題,巻末に解答を付す。1985年刊行、308ページ。 著者について: 松幸夫(まつもとゆきお) 1944年、埼玉県生まれ。東京大学理学部数学科卒業(1967)、学習院大学教授、東京大学名誉教授。日数学会弥永賞受賞。 ホームページ: http://www.math.gakushuin.ac.jp/Staff/matsumoto_pr.html インタビューのページ: http://www.gakushuin.ac.jp/univ/sci/t

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  • コホモロジー: 安藤哲哉 - とね日記

    理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! 「コホモロジー: 安藤哲哉」 内容紹介: 書は平成13年10月13日、20日に千葉大学で開催された公開講座「コホモロジー」をもとに加筆したもので、20世紀半ばに登場したコホモロジーという新しい道具を、新しい計算手段として、わかりやすく社会人や高校生等に解説しようとするものである。 2002年7月刊行(復刻)、187ページ。 著者について: 安藤哲哉(あんどうてつや): ホームページ:http://www.math.s.chiba-u.ac.jp/~ando/ 1959年愛知県瀬戸市生まれ。1982年東京大学理学部数学科卒業。同大学院を経て、現在、千葉大学理学部情報・数理学科助教授。理学博士(東京大学)。専門/代数幾何学。 理数系書籍のレビュー記事は書で338冊目。 トポロ

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  • 12歳の少年が書いた 量子力学の教科書: 近藤龍一 - とね日記

    理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! 「12歳の少年が書いた 量子力学の教科書: 近藤龍一」 内容紹介: 10歳の頃には物理学の他にも天文学、歴史、哲学、医学、論理学、経済学、法学などあらゆる学問分野のを読み漁り(最盛期には年間3000冊)、最終的に量子力学が自分の目指す専門分野であると考えるに至った著者がこの書籍を執筆したのは12歳のときでした。独学で、だけを頼りに量子力学に挑戦する上で「入門書は易し過ぎ、専門書は難し過ぎ」ということを感じ、その間を埋める、入門書と専門書の架け橋になるようながあればいい…という想いを実現したのが書です。数式を追いながら読めば理解が深まるのはもちろんですが、入門者の方がそこを飛ばして読んだとしても、「量子力学」に一歩迫ることのできる一冊です。 2017年7月刊行、319ペ

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  • 幾何学〈3〉微分形式:坪井俊 - とね日記

    理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! 「幾何学〈3〉微分形式:坪井俊」 先月この教科書の第2章「ドラーム・コホモロジー」のあたりで理解不能に陥り、やむなく中断。きっとこれはトポロジー(位相幾何学)(のホモロジー理論のあたり)を理解していないからに違いないと思い、何冊かトポロジーのへ寄り道してからの再挑戦。難儀したがどうにか読破することができた。 理解できたとはいっても6割~7割といったところ。証明の細かい部分にはついていけず、全体像と個々の数学概念の意味がつかめ、それらの関係がやっとわかったというレベルだ。この教科書は大学の講義で半年をかけて行っているので、9割以上の高いレベルできちんと理解するには自分で手を動かして問題を解かなくてはならない。 これで多様体上での微分形式や、(多次元の)多様体上でどうして積分が

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  • 与謝野大臣のこと - とね日記

    理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! ドラえもんに登場する「のび太」にどことなく似ている与謝野大臣についての話題。 民主党の小沢代表の公設第一秘書が逮捕された昨日の件にどうも政治的な臭いがぷんぷんしたので「スネ夫、ジャイアンに逆襲か?」というタイトルで記事を書こうと思っていた。もちろんスネ夫は麻生総理、ジャイアンは小沢代表である。 記事ネタ集めのために麻生さんと与謝野さんのホームページを見ていて目にとまったのが与謝野さんの「与謝野家の人々」、「私の通ってきた道」、「与謝野馨の趣味」というコーナーだ。 与謝野馨オフィシャルホームページ: http://www.yosano.gr.jp/index.html 与謝野さんと言えば麻生内閣以前はたいてい税制(増税)がらみのことで記者会見を目にすることが多かったのでずっと僕

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  • ヒルベルト空間と量子力学:新井朝雄 - とね日記

    理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! 「ヒルベルト空間と量子力学:新井朝雄」 このひと月あまり個人的に楽しい出来事が目白押しだったので、物理や数学の勉強、ブログの記事がおろそかになっていた。それでもようやく昨夜「ヒルベルト空間と量子力学:新井朝雄」を読み終えることができた。 年明けから数学ばかり読んでいたので、物理学に少しだけ戻ってこれたのがうれしい。このの最初の3分の2はヒルベルト空間や作用素解析など関数解析という数学が解説され、そして後の3分の1は量子力学という物理学の話である。 量子力学の数学的な定式化、基礎付けという分野で、書は格好の入門書だと思った。通常、物理学の教科書で量子力学を学ぶと、その原理や基礎であるシュレディンガーの波動方程式、ハイゼンベルクの運動方程式、複素数であらわされる確率振幅、

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  • 寺田文行先生の「数学の鉄則」シリーズ - とね日記

    理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! 掲載写真は高校在学中から大学入試までの期間にお世話になった参考書。僕の世代にはおなじみの寺田文行先生の「数学の鉄則」シリーズだ。僕が使っていたのが表紙に「新研究」という文字の入っただ。寺田先生は数学者で早稲田大学名誉教授。お名前の文行は「ぶんこう」と読む。 今日は寺田先生の命日である。昨年3月3日に89歳でお亡くなりになったことをツイッターで知って以来、鉄則シリーズを少しずつ集めてきた。 先生の教え子の方が書かれた「寺田文行先生を偲んで」というブログ記事に書かれているように、先生の息子「力」さんが重症身障者で、そのためのご不安や金銭的ご負担は大変なものだったことを最近知った。予備校で働いたり出版社から受験用の数学をお出しになったのも、そもそもは数学者がお金を稼ぐ手段とし

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  • 自然科学者のための数学概論 増訂版改版:寺沢寛一 - とね日記

    理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! 「自然科学者のための数学概論 増訂版改版:寺沢寛一」 これは「とねの棚(蔵書目録)」という記事にコメントいただいた方から紹介いただいただ。現在、似たようながないことを考えれば1931年初版の古いとはいえとても貴重だ。ちなみに書は1983年に出版された増訂版改版というもの。著者は寺沢寛一(1882-1969)という理論物理学者である。(アインシュタイン博士、寺田寅彦博士とほぼ同世代。) 書を簡潔に紹介するとしたら自然科学者、理工系研究者に向けた「物理数学の集大成」、「解析学の解法の集大成」ということになるだろう。いちばん下に目次をあえて詳細項目まで書いておいたので内容は十分おわかりいただけると思う。 ただ、線型代数やベクトルの分野はほとんど含まれていないので注意いた

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  • 古典力学の形成―ニュートンからラグランジュへ:山本義隆 - とね日記

    理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! 「古典力学の形成―ニュートンからラグランジュへ:山義隆」 内容紹介: 「ニュートン力学」と称される古典力学は、ニュートン以後のヨーロッパの数学者たちによる協同作業で形成されていったものであった。最新の科学史学を踏まえた、近代自然科学理論生成の物語。1997年刊行、372ページ。 著者について: 山義隆(やまもとよしたか) 1941年大阪生まれ。大阪府出身。大阪市立船場中学校、大阪府立大手前高等学校卒業。1964年、東京大学理学部物理学科卒業。 東京大学大学院博士課程中退。 1960年代、学生運動が盛んだったころに東大全共闘議長を務める。1969年の安田講堂事件前に警察の指名手配を受け地下に潜伏するが、同年9月の日比谷での全国全共闘連合結成大会の会場で警察当局に逮捕された。

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  • 力学的な微分幾何 新装版:大森英樹 - とね日記

    理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! 「力学的な微分幾何 新装版:大森英樹」 書も「幾何学への新しい視点 - 不確定性と非可換時空:大森英樹」と同様、このブログの読者の方からリクエストいただいただ。このが世に出たのは1979年。新装版として加筆され30年ぶりに復刊したものだ。 著者の大森先生は数学者で東京理科大で長年にわたり教鞭をとられた方である。研究面では大域解析学を出発点とし「大森-Yauの一般化された最大値原理」という強力な定理を獲得し、その後、無限次元リー群の構築に向けて研究を進められ、無限次元リー群のみならず現在では無限次元を扱うときに必須となる概念・結果を開発。これら一連の研究により1996年度幾何学賞を受賞された。 現在では理論物理学と微分幾何学の強い結びつきを紹介する良書はいくつか見られるが

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  • 幾何学への新しい視点 - 不確定性と非可換時空:大森英樹 - とね日記

    理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! 「幾何学への新しい視点 - 不確定性と非可換時空:大森英樹」 「ファインマン経路積分:L.S.シュルマン」を読みかけていたが、大著である上に内容が難しいのと、風邪が長引き勉強に集中できないため、一時中断して一見読みやすそうな書に切り替えることにした。このブログの読者の方からリクエストいただいたものだ。 実は書は以前から気になっていた。というのも「コンヌ博士の非可換幾何学へはどうたどり着けばいいのだろう?」という記事で紹介した順番に沿って勉強を続けているが、私たちの住むこの世界が4次元の時空で、それが非可換であるとはいったいどういうことなのかを知る手がかりが書に書かれているのではと思ったからだ。可換とは AB=BA の関係が成り立つことであり、非可換とは AB≠BA であ

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