作家英名 TOULOUSE-LAUTREC, Henri de 生年 1864 没年 1901 制作年 1897 技法、材質、形状 リトグラフ 縦(高) × 横(幅) × 奥行(厚) 31.0×23.5cm 受入種別 寄贈 寄贈者名 小島豊氏寄贈(小島烏水旧蔵) 分野名 版画(外国作家) 収蔵品番号 2011-PRF-027
作家英名 TOULOUSE-LAUTREC, Henri de 生年 1864 没年 1901 制作年 1897 技法、材質、形状 リトグラフ 縦(高) × 横(幅) × 奥行(厚) 31.0×23.5cm 受入種別 寄贈 寄贈者名 小島豊氏寄贈(小島烏水旧蔵) 分野名 版画(外国作家) 収蔵品番号 2011-PRF-027
SeTaBi Café(セタビカフェ) 出典=世田谷美術館ウェブサイト(https://www.setagayaartmuseum.or.jp/guide/restaurant/)
アニッシュ・カプーアの作品を通して見る現代の監視社会。GYRE GALLERYで個展シンプルなフォルムのなかに深い精神性を表す作品で知られている現代アーティスト、アニッシュ・カプーアの個展「アニッシュ・カプーア_奪われた自由への眼差し_監視社会の未来」がスタート。その様子をレポートする。 文・撮影=王崇橋(ウェブ版「美術手帖」編集部) 展示風景より インド文明とヨーロッパのモダニズムを融合させ、シンプルなフォルムのなかに深い精神性を表す作品で知られている国際的な現代アーティスト、アニッシュ・カプーア。その個展「アニッシュ・カプーア_奪われた自由への眼差し_監視社会の未来」が、東京・神宮前のGYRE GALLERYで始まった。会期は2024年1月28日まで。 カプーアは1954年インド・ムンバイ生まれ。1972年にロンドンに拠点を移し、現在は同地を拠点に国際的に活動。90年にはヴェネチア・ビ
「凱旋! 岡本太郎」展を開催いたします。 2022年から23年にかけて全国3都市、大阪・東京・愛知で行われた大規模巡回展から帰ってきた当館の岡本太郎コレクション。 展覧会にあわせた関連番組も話題となり、あらためて、子どもから大人まで幅広い世代から関心を集めるなかで、ご当地川崎への「凱旋」展覧会となります。 岡本太郎は、漫画家・岡本一平と小説家・岡本かの子を両親に生まれ、絵を志したパリ留学で、現地の抽象芸術グループで前衛芸術家や思想家と交流を深めます。美術のみならず、パリ大学で哲学や民族学を学んだこともその後の岡本の思想の軸を形づくるものでした。意に反した戦争への従軍を経て、敗戦後の日本で制作活動を再開しますが、画家としての枠をはるかに超えて、壁画やモニュメントの制作をはじめ、さまざまな芸術運動への参加、デザインや建築への関わり、日本各地への取材と撮影、多くの著作とメディア出演といった八面六
蔡國強芸術の「ビッグバン」に立ち戻る。国立新美術館の大規模個展で回遊する蔡の芸術宇宙国際的に知られている現代美術家・蔡國強が1991年に東京で行った個展「原初火球—The Project for Projects」を起点に、その約30年にわたる芸術的な展開をたどる展覧会「蔡國強 宇宙遊 一〈原初火球〉から始まる」展が国立新美術館で始まった。 文=王崇橋(ウェブ版「美術手帖」編集部) 展示風景より、《未知との遭遇》(2023) 国立新美術館とサンローランの共催により、国際的に知られている現代美術家・蔡國強(ツァイ・グオチャン/さい・こっきょう)による大規模な展覧会「蔡國強 宇宙遊 一〈原初火球〉から始まる」が開幕した。 本展の開幕に先立ち、蔡國強による白天花火《満天の桜が咲く日》が6月26日に福島県いわき市で行われ、大きな注目を集めた。今回の展覧会は、蔡が「自らを省みる展覧会」だと語るもので
読者が選ぶ2022年のベスト展覧会。トップはゲルハルト・リヒター展美術手帖では、2022年に開催された展覧会のなかからもっとも印象に残ったものをアンケート形式で募集。約200件の結果を集計し、寄せられたコメントとともに結果を発表する。 「ゲルハルト・リヒター展」展示風景より、《8枚のガラス》(2012) © Gerhard Richter 2022 (07062022) 2022年、「美術手帖」読者の心をもっとも掴んだのは東京国立近代美術館の「ゲルハルト・リヒター展」(6月7日~10月2日)だった。昨年に引き続き首位は現代美術の展覧会となった。 現代美術の世界において、最高峰とも称されるアーティスト、ゲルハルト・リヒター。1932年生まれのリヒターにとって90歳の節目であり、日本の美術館では16年ぶり、東京の美術館では初というメモリアルなものとなった。リヒター本人の来日は叶わなかったものの
《ビルケナウ》(2014)は、東京国立近代美術館で現在開催中のゲルハルト・リヒター展の中心的作品です。リヒターにとっての近年の最重要作品と位置付けられる本作は4枚の油彩の抽象画で、タイトルの《ビルケナウ》は、ナチスドイツ時代の絶滅収容所であったアウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所(現ポーランド)に由来します。リヒターは当初、その収容所の様子をユダヤ人捕虜が隠し撮りしたという4枚の白黒写真をもとに絵画を描いたものの、その後、絵具を塗り重ね、これら抽象絵画を完成させました。 東京国立近代美術館の展示では、作家本人との密接なやりとりの上、その意図を反映して、油彩と油彩画の複製写真を向かい合わせに対峙させ、上記の4点の記録写真の複製や大きなグレイの鏡作品などを伴って、会場全体を一種のインスタレーション空間のように構成しています。 今回のトークでは、この作品の制作過程から展示の変遷を追い、記憶の想起
《ビルケナウ(937-2)》 2014年 油彩、キャンバス 260 x 200cm 《エラ 903-1 》 油彩、キャンバス 2007年 40×31cm ドイツ・ドレスデン出身の現代アートの巨匠、ゲルハルト・リヒター。その個展が、日本では16年ぶり、東京では初めて、美術館で開催されます。 リヒターは油彩画、写真、デジタルプリント、ガラス、鏡など多岐にわたる素材を用い、具象表現や抽象表現を行き来しながら、人がものを見て認識する原理自体を表すことに、一貫して取り組み続けてきました。ものを見るとは単に視覚の問題ではなく、芸術の歴史、ホロコーストなどを経験した 20世紀ドイツの歴史、画家自身やその家族の記憶、そして私たちの固定概念や見ることへの欲望などが複雑に絡み合った営みであることを、彼が生み出した作品群を通じて、私たちは感じ取ることでしょう。 画家が90歳を迎えた2022年、画家が手元に置いて
「T3」という名称は、アメリカの社会学者リチャード・フロリダが著書『クリエイティブ資本論』で提唱した都市の繁栄に不可欠な3つのT(技術、才能、寛容性)の概念に由来しています。「T3」はその本質を体現し、アーティストと地域の協力によって形作られるプラットフォームです。新たな表現が生まれる場であり、都市についての新たな洞察を提供し、多様性と寛容性を祝い育む場となること。それが、「T3」の根底にある基本理念です。 The name "T3" is derived from the concept of the 3 T's (technology, talent, and tolerance) crucial for the prosperity of cities, as advocated by American sociologist Richard Florida in his book
クレーを初めて観たのは日本の美術館で、確かチューリヒ美術館展だったと思います。柔らかい色彩とか、緻密なようで窮屈でない構図にとても惹かれました。その後、クレーについてブーレーズが書いた本『クレーの絵と音楽』を読んで、ブーレーズの音楽との共通点を感じ、両者を更に面白く感じられるようになりました。ブーレーズの音楽もすごく緻密だけど、計算だけで書かれていない、ファンタジーの要素がしっかり存在しているんです。それと、幾何学的だけどフリーハンドで描いているクレーはよく似ている気がします。 ヨーロッパの音楽と美術は同じような流れを辿っているので、美術を知ることで音楽を知れたり、その逆もあったりして、すごく面白いんです。 ▶︎インタビューは、2ページ目に続きます ▼インタビューは、2ページ目に続きます 上野由恵 Yoshie Ueno 東京藝術大学をアカンサス音楽賞を得て首席卒業。同大学大学院修士課程
いま、蔵王から 2014年の第1回開催以来、6回目を数える「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2024」は、初めて、蔵王温泉と東北芸術工科大学を会場に実施することに決定しました。2020年より医師の稲葉俊郎先生を芸術監督としてお迎えし、「山のかたち、いのちの形」(2020)、「いのちの混沌を越え いのちをつなぐ」(2022)をテーマに開催してきた本芸術祭に対して、西暦110年開湯といわれる蔵王温泉は、1900年余りの長きにわたり、人びとの心身を癒し、まさしくいのちを育む場所としてその歴史を刻んできた土地にほかなりません。 そうした日本有数の温泉地で開催される山形ビエンナーレ2024のテーマは、「いのちをうたう」。この「うた」のイメージを私たちにもたらしたのは、1882年、蔵王連峰を望む山形県南村山郡金瓶村(現・上山市)に生まれ、医師として働く一方、17冊の歌集を発表し近代文学に大きな足跡
東京都現代美術館は、アイスランド系デンマーク人アーティスト、オラファー・エリアソンの個展を開催します。 本展覧会「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」は、日本で10年ぶりの大規模な個展です。 私はベルリンの太陽の光を日本に持ってきました。私の手の中にあるのは小さな発電所なのです――。 オラファー・エリアソンは、電力にアクセスできない地域に住む人びとに届けられる携帯用のソーラーライト「リトルサン」で周囲を明るく照らし出し、そう語ります(2019年4月、東京都現代美術館にて)。 オラファー・エリアソン:アートをエコロジーの視点で見直すこと (2019年4月23日) ダイジェスト版 約8分 オラファー・エリアソン(1967年生まれ)はアートを介したサステナブルな世界の実現に向けた試みで、国際的に高い評価を得てきました。本展覧会は、エリアソンの再生可能エネルギーへの関心と気候変動への働きか
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く