どんなに軽いクエリでも、たとえばWebサーバーとMySQLの間のRTTが5msあって20クエリを実行したらRTTだけで100msかかってしまいます。 たくさんのデータをinsertするときは bulk insert (VALUES の後に複数の行を書くクエリ) を使うテクニックは有名です。しかしこのテクニックは次のような場合に使えません。 複数のテーブルに1行ずつINSERTしたい 複数のUPDATEやSELECTをまとめたい たとえば弊社のある案件で次のような場面がありました。 新規ユーザー作成時に大量のテーブルにINSERTしたい ログイン時に大量のテーブルにSELECTしたい こういった場面を高速化するために multiple statements と multiple result sets を利用しました。 Multiple Statements 複数のクエリを ; で区切って一