研究データへの識別子付与と引用可能性向上:DataCiteの活動 研究データのインターネット上での公開が進む中,それらが発見され,適切に活用されるためには,識別子やメタデータが適切に付与され,引用可能(Citable)な状態になることが肝要である。この,研究データの共有と活用の向上にむけて活動を行っている国際コンソーシアムとして“DataCite”がある。そのメンバーや連携機関,主要な活動,そして研究データの引用可能性向上に向けた関連動向を紹介する。 DataCite(International Data Citation Initiative:国際データ引用イニシアティブ)は,2009年12月に英国のロンドンを本拠に設立されたコンソーシアムである。会員となっているのは,英国図書館(BL),ドイツ国立科学技術図書館(TIB),ドイツ経済学中央図書館(ZBW),ドイツ国立医学図書館(ZB M
牧草地にしゃがんで草むしりしていたら魔法使いが一瞬できれいにしてくれた、みたいなお話。 はじめに 全体で1000万件を超えるデータ。1件の中身は10桁くらいの数字たちで区切りはセミコロン「;」。そういうデータが出てくるはずだったのに、開いてみたらば文字化けとかいらない数字とかカッコとかのいらないものがたくさん入り込んでいた。そのうちパターンが一定している約5万件はMicrosoftのAccessから取り出してExcelのFINDとMIDで消せたけれど、それではダメな約1000件をきれいにする方法は、どうにもこうにも分からなくて、しかたないのでDeleteキーでひとつひとつきれいにして回っていた。 手作業ではいつまでも終わりは見えなくて、もちろん夕方には肩も目も痛くなり、つらいようとこぼしたら魔法使いたちがやってきて、きれいにできるよ、簡単さ、と言った。そして、まばたきするうちにきれいにして
Many Crossref members use Similarity Check which gives their editors reduced-rate access to Turnitin’s iThenticate system for plagiarism checking. Some use Similarity Check directly and some as part of a submission system. The service launched in 2008 when we announced our initial partnership with Crossref. Since then it’s gone from strength to strength and now has over 60 million full-text docume
THE UT.LAB is a tech driven footwear company that seeks to innovate, inspire and collaborate globally. Shop Now for men's and women's shoes.
「知らなかった」「意図的ではない」では済まされない… 研究成果の剽窃チェックは万全ですか? インターネットやSNS等のメディアが普及し学術情報のオープンアクセス化が進んだ今、研究機関をはじめとする研究活動を行う組織が、様々なメディアに自身の研究成果を公開することは、一般的になりました。 しかし、世界中のあらゆる人が、様々な研究成果をチェックできるようになった結果、これまで以上に剽窃・盗用等の研究不正や、執筆マナーの欠如に対する目は厳しくなっています。 単純ミスやマナーの知識不足など意図的な理由でなくても、著作物内に正しい引用表記が漏れていた場合は、剽窃・盗用とみなされ、各種処罰の対象となります。著者や著者の所属組織の信頼は大きく失墜し、調査や再発防止体制構築のために莫大なコストが発生する等、関係者への大きな損害にもつながります。 このような背景から、研究を行う組織は、これまで以上に厳密にチ
特集 : 「震災アーカイブ」の編集にあたって 「震災アーカイブ」という活動をご存じでしょうか。 東日本大震災から3年半が経過しました。発生直後から,東日本大震災の記憶や教訓を後世へ継承すべく,東日本大震災に関する文書や写真,映像等の記録を収集し公開する取組みがあらゆる機関によって行われています。現在も続けられているものの「記録をどのように収集するか」,「どのようなメタデータを付与するか」,「権利処理をどのように進めるか」等,技術面,制度面,運用面等で多くの課題に直面しながら,試行錯誤の中取り組んでいるのが実情です。また,東日本大震災の記憶が風化していく中で「記録を誰に・どのように活用してもらうのか」という活用面も大きな課題となっています。せっかく記録を収集し保存したとしても,活用されていかなければ,東日本大震災の記憶を次世代へ継承していくことが難しくなります。 本特集は,東日本大震災から3
2. あらまし • DOIとは何か? • DOIの仕組み – Handle System、DOI、CrossRef • DOI/CrossRefの働き、使い方 3. DOI (Digital Object Identifier) • 識別子(DOI name)からデジタルオブジェクト が存在するURIに変換するサービス DOI URL doi: 10.1007/978-3-642- http://www.springerlink.com/ 21616-9_30 content/xkj2386758245u85/ 4. DOI (Digital Object Identifier) • 識別子(DOI name)からデジタルオブジェクト が存在するURIに変換するサービス URIとしてのDOI URL http://dx.doi.org/10.1007/97 http://www.sprin
何とか続けようとしているシリーズ。 はるか前の記事、2ヶ月以上前になりますが、EBSCOによるメタデータを提供方針についてのまとめ EBSCO Opens Metadata to Third-Party Discovery Services - The Digital Shift その前にプレスリリースが4月付で発表されました。 EBSCOが、ディスカバリー・サービスのベンダーに対する同社のデータベースのメタデータを提供方針を発表 | カレントアウェアネス・ポータル ディスカバリーについてちょっと調べて考えることがあったものの、通常業務ではサービス面に気が取られて、裏の仕組みをしることが疎かになっていたので。この機会に1本読んでみました。 「EBSCOはサードパーティのディスカバリー・サービスに対してメタデータをオープンにした」 タイトルはそのまま。EBSCOは2014年4月、新しいメタデ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く