タグ

ブックマーク / gaikichi.hatenablog.com (9)

  • 相対的な世界観 - 電氣アジール日録

    KKベスト新書『100文字でわかる日地図』(isbn:4584121680)刊行。今回は 1章.日の自然・環境 2章.日の生活・文化 3章.日政治・経済 4章.日の産業 5章.日の社会・制度 という構成で、わたしはおもに1、3、5章の詳細部分を執筆、というか、もうほとんど全部の章にタッチしてます。 皆様は、夕張市に続いて倒産危険度の高い地方自治体はどこかご存知か? 東日と西日では医師数が多いのはどちらかご存知か? フリーターや派遣社員が多い県はどこかご存知か? はっきりいって、書いた自分自身、今回調べて初めて知ったことは多い。 というか、東京在住ではいかに気づけないことが多いかと痛感する。 総務省刊行の統計や各省庁の白書などを見れば、都道府県別の、高齢者の比率でも生活保護受給者の比率でも、農産物の収穫量でもなんでも、数値だけはわかる。 問題は、なぜそういう数値になるかだ

    相対的な世界観 - 電氣アジール日録
    hasenka
    hasenka 2008/02/25
    統治に興味が無かったともいえる。統治に興味があったら草木も残らぬ殲滅作戦とるわけないしね。彼らにとって平原こそ自然であって固定的構造物は異様な代物なのだろう
  • 2007-12-13

    PHP文庫『裁判所へいこう! 』(asin:4569669220)刊行。 要するに裁判傍聴入門ですね。 今回は、冒頭の、そもそも裁判所とはどのような場かといった概説のほか、刑法裁判の各種例(殺人罪、放火罪、窃盗罪、詐欺罪etcetc)、世界の法学史上のトリビア(珍判決の例、動物や無生物を被告にした欧米の宗教裁判の歴史、今でもある決闘罪etcetc)、あと巻末の裁判官鑑賞参考用ブックガイド&シネマガイド(『半落ち』『それでもボクはやってない』etcetc)などを担当。 書の執筆中は、実際、何度か東京地裁に見学にも行った(傍聴マニアの間では有名な阿蘇山大噴火氏とエレベーターの前ですれ違ったりした)。 被告は悪人そうに見えない場合も多い。家宅侵入強制わいせつ事件の裁判を見たら、意外に傍聴者に女性が多く(他人事ではなく、女性の敵許すまじ、という意識のためか?)、また被告が意外にイケメン風だった

    2007-12-13
    hasenka
    hasenka 2007/12/14
  • 2007-11-05

    2005年秋刊行の『「世界の神々」がよくわかる』(isbn:4569665519)以来続けてきたPHP文庫の神話・伝説・ファンタジー概説シリーズも遂に5冊目に突入で、『伝説の「武器・防具」がよくわかる』(isbn:4569669182)が刊行。今回は―― I.剣(両刃の刀剣) II.刀(片刃の刀剣、おもに日刀) III.長柄武器(槍、鋒ほか) IV.打撃武器(斧、ハンマーほか) V.射程武器(弓、投擲武器ほか) VI.防具(鎧、兜、盾) ――という構成で、当方は筆頭の「剣」の章を担当しました。具体的には、エクスカリバーとか草薙剣とか干将莫耶とかを執筆(他の章ではグングニルの槍やら妖刀村正やらイージスの盾が登場)。もう1冊まるごと「体は剣で出来ている」みたいな感じ。 ただし今回は、一部、伝説・神話上のものと実在物が混在という、従来のPHP文庫のこのシリーズからすると少々変則的なスタイル

    2007-11-05
    hasenka
    hasenka 2007/11/05
    すべての文学、物語は、差別から生まれるしかないのだよ。
  • 電氣アジール日録 - すでに拠るべき祖国も属すべき階級もなく…

    PHP文庫『図解 世界の紛争地図の読み方』中村恭一監修(isbn:4569667198)発売。同じくPHP文庫の『世界の神々』シリーズでは非西洋地域ばっか担当してますが、今回わたしはAREA.3ヨーロッパ(旧ソ連地域含)とAREA.5南北アメリカを担当。 この手の、先行類書は多数ありますが、一応、文庫で手軽にわかる範囲で、2006年現在最新の内容とは自負してます。 今回アジア地域はわたしの担当ではありませんでしたが、執筆作業中に、年夏の北方領土でのロシアによる日漁船拿捕事件、秋の北朝鮮核実験などが起き、この手のはつくづく難しいもんだと思いました。 今回は、80年代米ソ冷戦時代の中南米ゲリラ紛争や旧ソ連末期に噴出した民族問題のとかを大量に読み漁ったわけだが、それで改めて痛感したことは多い。 その裏を返して思うのは、つくづく日はたまたま運の良い近代化を遂げられたということなのだろう

    電氣アジール日録 - すでに拠るべき祖国も属すべき階級もなく…
    hasenka
    hasenka 2006/12/06
    天皇がいたから才ある個人の欲望が抑制された?織田信長はその危険に一番近づいた人物か
  • 2006-07-30

    ところで唐突であるが、わたしは激烈な差別主義者である。 水木しげるの『劇画ヒットラー』で、童貞時代のサエないヒトラーが、すべてのドイツ人処女はユダヤ人と口をきいただけで梅毒がうつると非科学的迷信をわめいてたように、「消費者金融や証券会社やクレジットカードローン会社の勤務者=ケガレた資主義のブタ、関わるとこっちまでヨゴレる」と、迷信的に思い込んでいる。 そーいう会社に勤務していようと、善良な普通の人なんだって? ハァそんなことは百万年も前から知っている。つーか、その人が消費者金融や証券会社やクレジットカードローン会社を辞めさえすれば、もうその瞬間から一切そんな差別はしない。 これはもう(間違った)ケガレ意識である、エンガチョ、と思っているのである。 だが、正直に告白すると、わたしは過去に一度だけクレジットカードを使ったことがある。仕事の資料でどうしても必要なAmazonでしか購入できな

    2006-07-30
    hasenka
    hasenka 2006/08/18
    どこでもやっている事、だからどうでもいい、関係ないよ、私の知った事ではない。過去の過失を暴いて何をしたいのか。
  • 2006-07-18

    何を今更な話だが、「新しい歴史教科書をつくる会」がまた内紛に陥って、これで結局(大月隆寛、小林よしのり、西部邁に続き)、結成当時からの巨頭が皆抜けた形になった。 で、ここのところ、西尾幹二、藤岡信勝、八木秀次、それぞれの言い分が『SAPIO』や『正論』や『諸君!』に載ったりしているわけだが、一応目を通してみて、改めて違和感を覚えたことがある。 確か、かつて小林よしのりや大月隆寛が主張していたところによれば、なんでもこの「つくる会」を作った理由は、戦争に行って命を張ってきた爺さん連中が、公教育の教科書で、子孫の代に、一方的に悪者のように教えられるのは忍びない、という理由だったはずだ。 ――で、紆余曲折の末、大月、小林、西部が抜けた今、各誌での西尾幹二、藤岡信勝、八木秀次の証言を読むと、ほとんど、いかに自分個人が相手から不当に貶められたかの話しかしてないようにしか読めない、会の来の発足趣旨の

    2006-07-18
    hasenka
    hasenka 2006/07/18
  • 2006-07-07

    というわけで、宝島社『この文庫がすごい!2006』発売(isbn:4796653724) わたしは「夏だ!この”この文庫フェア”がすごい!」の項を担当させていただきました。 角川文庫、幻冬舎文庫、講談社文庫、光文社文庫、集英社文庫、祥伝社文庫、小学館文庫、新潮文庫、創元推理文庫、中公文庫、徳間文庫、ハルキ文庫、双葉文庫、文春文庫、の各レーベルの今夏季を中心としたフェア予定と、今年のお勧めなどをザザッとご紹介。 参加がもちっと早ければ他の企画ページもタッチできたかも知れないけど、近年、文庫に限らず新刊をきちんと追うのをサボってたので、いい体験させてもらったと思います。 ――以下、取材途中で聞いて、書ききれなかったこぼれネタ幾つか。 古典名著が多いのは良いけど従来「字が小さくて読みづらい」という印象のあった新潮文庫だが、他社がフォントサイズを大きくする傾向なので、従来の8ポイント活字を8.

    2006-07-07
    hasenka
    hasenka 2006/07/18
  • 電氣アジール日録 - ネタからベタへ

    何度も繰り返し書いてきたが、今年は仕事のため、日戦争映画ばかり観てきた。 PHP文庫『名将ファイル 秋山好古・真之』(isbn:4569664504)はその成果の「一部」が反映されたものだが、メインの成果の方があと一週間余り後に発刊になります。お待ちください。 要するに、ある企画で「大東亜戦争シネマガイド」ともいうべき項目を担当したわけだが、字数枠の関係で、惜しくも取り上げそびれた作品は少なくない。 その一が、渥美清主演の『拝啓天皇陛下様』(1963年/松竹)である。 実はこの作品、執筆作業中、ビデオが出てないか探したが見つからず、皮肉にも、脱稿後に図書館のビデオライブラリーで発見して鑑賞したわけだが、実に惜しい! これは、可能であればぜひ取り上げるべきだったかも知れぬ。 作品は、題名通り、現代の目では、うっかり軍国主義礼賛一辺倒かと思われかねぬ内容である。渥美清演じる主人公の山田

    電氣アジール日録 - ネタからベタへ
    hasenka
    hasenka 2005/12/03
    NHKBSで寅さんシリーズの前哨でやってた
  • 2005-06-20

    社会ニュース - 6月20日(月)2時51分 吉田満著書 乗組員救助の記述 戦艦大和の最期 残虐さ独り歩き 戦前戦中の旧日軍の行為をめぐっては、残虐性を強調するような信憑(しんぴょう)性のない話が史実として独り歩きするケースも少なくない。沖縄戦の際には旧日軍の命令により離島で集団自決が行われたと長く信じられ、教科書に掲載されることもあったが、最近の調査で「軍命令はなかった」との説が有力になっている。 松井さんは「戦後、旧軍の行為が非人道的に誇張されるケースが多く、手首斬りの話はその典型的な例だ。しかし私が知る限り、当時の軍人にもヒューマニティーがあった」と話している。 手首斬りの話は、確かに吉田氏の誤認かも知れぬとして、それはそれとして…… 阿呆か。 「現地住民は自決させろ」だの公式文書で命令するわけねえだろ。 しかしだ、敵が迫ってきて(自分らには)邪魔でお荷物の民間人を抱えてりゃ、苦

    2005-06-20
    hasenka
    hasenka 2005/07/01
  • 1