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ブックマーク / raurublock.hatenadiary.org (8)

  • 梅田望夫と Web 2.0 - raurublock on Hatena

    やー、梅田望夫が目指したのは、「最初から優秀な人が集まって Web 2.0 によって愚衆を導く」ではなく、「みんなが Web 2.0 を通じて優秀な人に成長する」の方だと私は思うんですよ。たぶんあの人は「集合知によってどう世の中を良くするか」みたいなことにはあんま興味が無い。 Web 2.0 を「自分が成長するツール」として捉えてたフシがある。ハイブロウってのもそういう風に「自分で自分を成長させられる人」って意味と見るのが正しいと思うな。でも日人は自分を成長させるより他人の足を引っ張ることの方に熱心になった。それで残念がってるんだと思う。 もちおさんと集合知の奇妙な冒険 (id:sivad) もちおさんがもし当にWeb2.0において集合知を実現させたいのであれば、これらの条件を整備する仕事をすべきでした。でも彼の発言を見るに、実際は集合知なんて嫌いなんでしょう。 んで、後知恵で考えるに

    梅田望夫と Web 2.0 - raurublock on Hatena
    hatayasan
    hatayasan 2009/06/09
    「ハイブロウってのもそういう風に「自分で自分を成長させられる人」って意味と見るのが正しいと思うな。でも日本人は自分を成長させるより他人の足を引っ張ることの方に熱心になった。」
  • 「いい話」の陥穽 - raurublock on Hatena

    yuco さんの書いた 「中出しハッピー!」は当に「いい話」か? を読んで考えたこと。実は私も元の 中出しハッピー を読んだとき「いい話」だと感じてしまった。yuco さんのエントリを読んでから深く考えてみるに、今回のこれに限らず「いい話」にはたいてい落とし穴があるように思う。多くの人は落とし穴に気づかない。今回はたまたま yuco さんがそれに気づいた。しかしおそらく、世の中で「いい話」と呼ばれているようなストーリーのほとんどにも、同じような落とし穴があるのではないかと。 「いい話」にはたいてい、何らかの形で不幸な境遇にいる人が登場する。その不幸な境遇は社会的に作り出されたものだ。そしてストーリーが「いい話」で終わっても、不幸な境遇を作り出している社会的な構造は何も変わらない。登場人物には何か別の形で救いが与えられる。それは当にささやかなものかもしれない。我々はそのささやかさを「いい

    「いい話」の陥穽 - raurublock on Hatena
    hatayasan
    hatayasan 2008/10/19
    「「いい話」とは人々が諦観と共に生きるための知恵でもある。「分不相応な望みなど持たず、ささやかな救いに満足して生きなさい」という社会的シツケのための説話としても機能してるんだろう。」
  • はてブ論 - raurublock on Hatena

    今回もまたみんなの好きそうな話題、はてブ論を取り上げてみるよ。 はてブによるコミュニケーション形態を分類してみる (Tomo's HotLine) SBMによるコメント機能の簡便さ ブロガーから干渉がない コメントアグリゲーターとしての役割 前に家でも書いたけど、このうち1と3って Disqus や IntenseDebate でも実現されてるし、来はそっちを使うのが筋だと思うのよ。FriendFeed との親和性もいいしな。 もちろん現実には日語の blog で Disqus や IntenseDebate 使えるとこってほとんど無いから (Tumblrにコメント欄つけようっていう物好きぐらい)、1や3を実現する現実的な手として仕方なくはてブを使うってのなら、まあ一応話は通る。しかしね、万一 Disqus や IntenseDebate が日語圏でも広まったとして (Intens

    はてブ論 - raurublock on Hatena
    hatayasan
    hatayasan 2008/10/16
    「多種多様な人が入り混じってるってとこに実は重要なポイントが/はてブ論を語るのが好きな人ってのははてブユーザの一握りに過ぎず、もしそういう人だけだったらたぶんはてブって成り立っていかない」
  • 人は自分の嫌いなものを問題点だと思いたがる - raurublock on Hatena

    ふうーむ。実は私の場合、この記事からは全然別の姿勢を感じたのだった。「高校野球らしさ/高校生らしさ」を押しつけようとする姿勢ぢゃよ。 「取材してやる」という姿勢 (POLAR BEAR BLOG) いつから高校野球はこんなふうになってしまったんだろう。最も驚いたのは、取材時間中に携帯電話をさわる選手が複数いたことだ。試合終了後、報道陣には合計23分間の取材が許されている。勝ったチーム、負けたチームともに監督と指名選手がお立ち台へ。そのほかの選手には取材ルームで話を聞くことになるが、当然ながら試合で活躍した選手に記者は集まる。取材されず、手持ちぶさたになったのか、一刻も早くメールチェックをしたかったのか。イマドキの高校生といえばそれまでかもしれないが……。ちなみに、取材ルームは報道陣でさえ、携帯で話していると係員から怒鳴られる。どうもこの文からは、「俺たち記者が取材してやってるのに、他のこと

    人は自分の嫌いなものを問題点だと思いたがる - raurublock on Hatena
    hatayasan
    hatayasan 2008/08/21
    最近の若い者は、問題みたいなものか。
  • ustream 中継 - raurublock on Hatena

    例の秋葉原での事件が Ustream で中継された件について。そのこと自体の是非については個人的にはあんま立ち入りたい気がしない。私が気になるのは、これからどうなるのか、てことです。いや、「マスコミは不要になって潰れちゃうんじゃないの?」とかそういうレベルの話じゃなくて、マスコミが不要になって潰れちゃったという前提でその先の話です。 これまでは、そういう中継を行える設備を持ってるのって、実質的に許認可産業であるマスコミだけだったわけですよ。マスコミも金を稼がにゃってけないんで、スポンサーの機嫌を損ねないことが箍になってました。この箍がかなり緩かったんで、マスゴミとか呼ばれる困った振舞いも目に付いてた。でもまあ、それなりの箍にはなってた。 さらに、公共性についてみんなあまり深く考えずにすんでた。ゆるゆるの箍の中で行われる報道は公共性がある、ってことに何となくなってたわけですよ。マスコミが公

    ustream 中継 - raurublock on Hatena
    hatayasan
    hatayasan 2008/06/09
    「これからは、これまで嵌っていたゆるゆるの箍すらなくなり、これまで皆あまり考えずに済んでいた「公共性とは何か」とか言う問題に直面せざるを得なくなる、ということ」
  • ブログ人格 - raurublock on Hatena

    ネットでの人格管理あなたはちゃんと出来てますか? (id:kimzo) へのブクマコメントの中で一番スターを集めたのがこれなんだけど (今のとこ元記事が6個でブクマが9個なので元記事より1.5倍ほど勝ってる) b:id:kokorosha:20080506 [後日エントリーを書く] ブログって「世界で一つだけのありのままの自分」を垂れ流すツールとして使われてるけど、セルフプロデュース力の有無で人気度が違ってくると思う。 さすが id:kokorosha が言うと重みが違う。エントリも期待大ぢゃなあ。 元来人間てのは誰でもいろいろ矛盾する面を併せ持ってるもので、例えば血液型性格判断で言えばA/B/O/ABの4タイプの性格なんてたいてい誰でも全部持ってる(だからバーナム効果が大きく出る)。ただ状況によってどの面が強くでるかってのが変わってくる。同じ状況では同じ面が出続け易いので、ある立場から見

    ブログ人格 - raurublock on Hatena
    hatayasan
    hatayasan 2008/05/10
    「「自分でどの面を出したいかを決めてプロデュースしていく」ことが重要…そしたらその面を面白がる観客が自然と集まるから。真に重要なのは「blogを分けること」よりも「プロデュース意識」の方なんだろね。」
  • ヒューリティクスと差別 - raurublockの日記

    この話は前から同じことを考えていたので、ちょっと書いてみる。 「差別・偏見は常に絶対悪」という考えも危険 (id:andalusia) そもそも、私たちは社会で生きていく中で、意思決定を早めるために推論(ヒューリスティック)を利用することが非常に多いです。学校での試験の問題みたいに決まった答えがあるわけではない問題に対して、ヒューリスティックな手段は有用で不可欠です。しかし、ヒューリスティックな手法は、そもそもバイアスと裏表です。偏見を全く持たずに生きていくことはできないし、もし仮にそんな人(ヒューリスティックな手法を放棄した人)がいたとしたら、無知で無能でクズ。アホでバカ。低脳でワーキングプアだと私は思います。 すんません、無知で無能でクズでアホでバカで低脳でワーキングプア、に近い id:raurublock です。 いや、真面目な話、私はこの手の「論理によらないヒューリスティックな推論

    ヒューリティクスと差別 - raurublockの日記
    hatayasan
    hatayasan 2007/10/28
    「まあ良い悪いってのはヒューリスティックな概念だからこの際どうでもいいや。けどね、「自分も加害者である」という視点は、加害者が悪かどうかは別にして、事実として認めなきゃ。」
  • 博覧強記の人がこの先生きのこるには - raurublock on Hatena

    [Misc.]知識を脳味噌に溜め込むのがオタではない (幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする) かつてのオタが文献を溜め込むだけでなく、それを脳味噌にコピーして知識としたのは検索性の向上の為と思うのだけど違うのだろうか。そしてそれは異なる作品間を縦横無尽に突っ切ったオタ思考をする為に必須の修練だったのだと思うのだけど、今や外部ストレージに保存した記憶が脳内記憶に匹敵する位の検索性を有しちゃったお陰で脳味噌側にはインデックスおいとく位で十分オタ思考が可能になっている気がする。 うむ。確かに。 ところで、ネットで検索できる時代には博覧強記の人の必要性が低下してるって話はよく言われてて、博覧強記を「ある物事について詳しく解説できる人」と解釈するならその通りだけど、しかし博覧強記の人にはまた別の使い道があって、そっちはまだ検索エンジンでは代替できてないと思う。 それは何かと言うと、一見全然関

    博覧強記の人がこの先生きのこるには - raurublock on Hatena
    hatayasan
    hatayasan 2007/10/03
    「「その発想は無かった」っていう組み合わせで笑えることって結構あるでしょ。」
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