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bookとidentityに関するhatayasanのブックマーク (7)

  • asahi.com:セラピー文化の社会学 [著]小池靖 - ニュースな本 - BOOK

    セラピー文化の社会学 [著]小池靖 [掲載]週刊朝日2007年11月09日増大号 [評者]永江朗 ■自分探しがいつのまにやら詐欺のワナに 「巨額詐欺か」と言われるL&G問題の行方が気になる。いつ刑事事件として立件されるのだろう。「被害者」のお金は返ってくるのか。波会長は集めた金を何に使ったのだろう。 ネズミ講だのマルチ商法だの、昔からこの種の事件は絶えない。そのたびに「なぜ引っかかる人がいるのだろう?」と思う。どう考えてもインチキ話。百歩譲ってもうさんくさい話。判断力のない人がそんなにたくさんいるのか。それとも欲の皮が突っ張りすぎて感覚が麻痺したのか。 納得できる説明をしてくれるはないかと探していたら、見つけた。小池靖『セラピー文化の社会学』である。 このは、ネットワークビジネス、自己啓発セミナー、トラウマ・サバイバー運動の3つを「セラピー文化」と捉えて社会学的に分析したもの。博士論文

    hatayasan
    hatayasan 2008/03/04
    「現状に満足できず、イマイチのまま自分の人生は終わってしまうのか、と思っているような人に、ネットワークビジネスは目標と使命感を提供する。実際に収益を上げられるのは全体の1%にも満たないというのに」
  • 深町秋生の序二段日記

    速水健朗さんの「自分探しが止まらない」を読んだ。 読み終えたあとに感じたのは恐怖だった。この感覚は斎藤貴男の傑作ルポ「カルト資主義」でも感じたが、現代日に覆う得体の知れないものの正体に肉迫しているように思える。凡庸な表現になるが、これこそが警鐘を鳴らしてくれる「社会の木鐸」というやつなのだろう。 ただ違和感を覚えたのは帯だ。バックパック背負った若者とゴス娘のヘタウマイラストがあって、「こんな若者にはもううんざり」と挑発的な文句が並んでいる。これはベストセラー新書の「他人を見下す若者たち」とかにならったものなのかは知らないが(こっちの著者名も速水だ)、の内容と乖離した帯は、宣伝になるどころか上滑りするだけではないかと思う。あれは「こんな若者につけこむ輩にはもううんざり」とすべきだったのだ。でもこれじゃあまり宣伝にはならないのか。 http://d.hatena.ne.jp/S2D2/2

  • 「自分探しがとまらない」感想 - reponの忘備録

    いわゆる「積ん読」*1になってしまうが多いので、僕はほとんどを買いません。 読みたいと思ったでも図書館にはいるのを待って、借りてきて読みます。読んだ上で、このは手元に置いておきたいと思っただけを買います。 ちなみに僕の手元にあるは、著者名で行くと内田樹さん、スラヴォイ・ジジェク、東浩紀さん、コミックスだと「ARIA」「よつばと」くらいです*2。 何が言いたいのかというと、新書は面白そうでも買わないのが自分の主義でした。 しかし、なにやら面白そうなので買ってみたこの*3。 自分探しが止まらない (SB新書) 作者:速水 健朗SBクリエイティブAmazon 結論。買って正解。これは僕にとって、上記の「手元に置いておきたい」の一覧に新たに書き込まれたです。 「新書はタイトルが9割」メソッドに従って乱発される、「タイトルでおなかいっぱい」のとは一線を画しています。 これは良書。

    hatayasan
    hatayasan 2008/02/29
    「「自己啓発?そんなものにひっかかるかよ m9(^Д^)プゲラ」と思いこんでいる自分が、いかに「自分探し産業」に囲い込まれやすい」フロム『自由からの逃走』を関連書籍に。
  • 「自分探しが止まらない」と2つの田中康夫

    『自分探しが止まらない』読み終えました。 いやあ、ホントいいだ。いいには、色んな捉え方がありますけど、やっぱり自分が見えてなかったものを、かくも壮快に見せてくれるが悪いなわけがないでしょう?お客さん! ラーメン屋の作務衣に関する一節はまさに速水節の真骨頂。ホント、この人には普通の人には見えないものが見えているんだと感服。 ただ、もろもろの流れの中で、1つこれは追加して欲しかったというか、もう1歩踏み込んでみてもよかったのではないか?と思えたのは田中康夫の扱いです。 田中康夫は『なんとなく、クリスタル』の作者として、その引用とともに『自分探しが止まらない』の中に登場します。 それは、自分探し以前の消費社会を象徴するものとして、登場するわけです。これはもう異論がないまくり。 でも、自分探しの旅路としては、やっぱりその後の歴史の振る舞いとリンクするかのように動き回る田中康夫をフォローする

  • 前向きに生きる姿勢について - 【B面】犬にかぶらせろ!

    自著『自分探しが止まらない (SB新書)』に関して、こんな指摘を受けたので、解答。 また、書全体を通して感じるのは、著者の"カッコつけ"的な姿勢だ。 まるで甲子園(国立)を目指して練習に励む野球(サッカー)部員を嘲う帰宅部ヤンキーのような、当は自分も何かに熱中したいのに、その対象を見つけられず、頑張っている人を茶化す事でしか自分の存在意義を示せないような…。 あとがきにもそのような記述がある。 僕の場合は運が良かったから職にありつけているだけだ。 頑張ったからではないのか? 汗水たらして努力したからこそ、今の著者があるのではないのか? しかし、そのように書かざる得ない気持ちも分かる気がする。 "頑張って努力すれば、夢はきっとかなう"的な事を書いてしまうと、書の中で散々嘲った"自己啓発"になってしまう。 そういう意味で、書の落とし所は大変難しい。 "海外行ったて、何も変わらない!現

    前向きに生きる姿勢について - 【B面】犬にかぶらせろ!
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    hatayasan 2008/02/29
    『自分探しが止まらない』あとがきのあとがき。
  • "自分探しが止まらない"の落とし所 | self memo

    自分探しが止まらないを読んだ。 とても読みやすく、一気に読めてしまった。 Danさんや、「自己啓発書」が好きな人が述べているように、膨大な資料が提示されているのは確かだが、やはり"資料をまとめただけじゃない?"と思ってしまう。 著者は、まえがきの中で、以下のように述べている。 「自分探し」にハマりこまないためのヒントを示すところまで持っていきたい。 そして、そのヒントが以下である。 筆者は自己啓発セミナーや海外放浪など安易にポジティブ・シンキングに逃げ込む姿勢を批判してきたが、ポジティブ・シンキングそのものを否定しているわけではない。むしろ、こういう世の中を生きるために欠かせない武器こそ、「自分探し」に振り回されず、前向きに生きる姿勢であると信じている。 "ポジティブ・シンキング"と、"前向きに生きる姿勢"を同意と考えると、安易じゃないポジティブ・シンキングって何だ?ポジティブ・シンキング

    "自分探しが止まらない"の落とし所 | self memo
  • コラム»IT戦略/ソリューション-【速水健朗氏インタビュー】拡散する自己啓発と自分探しムーブメントを読む:ソフトバンク ビジネス+IT

    ブロガーとしても人気を集め、『タイアップの歌謡史』などの著書でも知られる速水健朗氏が、現代ニッポンに染み渡る「自分探し」現象をテーマとして、『自分探しが止まらない』(ソフトバンク新書)を上梓した。自己啓発や自分探しにまつわる人や現象の構造やカラクリにまで迫った書、その狙いや現状認識について詳しくお話をうかがった。 ――2008年の1月に、ネットで「ポジティブ教」という言葉がちょっと話題になりました。ライフハックネタや、自己啓発的な話がネットでは、よく人気を集めるのですが、そういった潮流を揶揄した言葉として、「ポジティブ教」という言葉が生まれ、揶揄する側と反発する側に意見もわかれましたよね。 速水氏■「ポジティブ教」の信者になって、当にポジティブになれるんだったら問題ないし、水を差すつもりはないですよ。自己啓発書を読んで前向きになることに対しては、誰も文句を言う筋合いではないと思います。

    コラム»IT戦略/ソリューション-【速水健朗氏インタビュー】拡散する自己啓発と自分探しムーブメントを読む:ソフトバンク ビジネス+IT
    hatayasan
    hatayasan 2008/02/26
    「むしろ出版される本が皆同じような本であることについては、なぜか誰も問題視していない。」梅田望夫的言説=ガンダムのニュータイプ的、とも。cf.http://d.hatena.ne.jp/gotanda6/20080114/positive
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