医療コストはIOCに請求していい。/文・サリー・ジェンキンス(ワシントン・ポスト紙コラムニスト) 取材・構成=飯塚真紀子 <summary> ▶IOCは東京だけではなく、ロンドンやリオ・デジャネイロでもやりたい放題。開催都市にオリンピックにかかる莫大なコストのほとんどすべてを負担させる一方、オリンピックから得られる利益の大半をむさぼっている ▶開催するか否かは、あくまでも日本の人々がすべき判断。バッハ氏も含め、アウトサイダーは日本の判断を尊重しなければならない ▶IOCは、開催都市を探すのに苦労している。世界の様々な都市を訪ねては、開催都市になって欲しいと頭を下げていますが、つまずいてばかりだ ジェンキンス氏IOCは現代の王侯貴族 「ぼったくり男爵」という、私がワシントン・ポストでバッハ会長について表現した言葉が日本で流布しているということですが、この言葉は単なるジョークで使った言葉ではな