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ブックマーク / hibiki.cocolog-nifty.com (8)

  • 民間企業による図書館の運営で誰も泣かないようにできないのか? - 日々記―へっぽこライブラリアンの日常―

    日、以前書いた記事“「『民間企業は図書館の運営には向かない』論のウソ」を読んで”に、大学図書館で委託で働く立場の方から長文のコメントをいただきました。 その中で、委託で働くことの難しさの一つとして、「元々直営側の立場だった相手からの引継の悪さ」の問題が挙げられていました。 詳しくは当該記事のコメント欄をお読みいただきたいと思いますが、そちらに書いたことから派生して、 「どうして、図書館の業務委託あるいは指定管理でこんな風に誰か泣かなきゃならないの?」 としばし考え込んでしまったわけです。 と言うことで、思う所を書き連ねてみました。とは言え、きちんとした文章にまとめる程考えがまとまっていない上、軽く腰痛が悪化しているので、取りあえず箇条書きです。 大体、図書館業務について、業務委託・指定管理の歴史が浅い。 自分の所属機関、ひいては自分の働く図書館以外を知らない職員が、直営以外で管理する事、

    民間企業による図書館の運営で誰も泣かないようにできないのか? - 日々記―へっぽこライブラリアンの日常―
    hatekupo
    hatekupo 2012/08/21
    かつて委託にあとを託した者として心苦しい限りです。/個人情報とか契約開始とかいろいろ理由があって、次走者にバトン渡せるタイミングがとれないんですよ。弁解かもしれないけど…
  • 「『民間企業は図書館の運営には向かない』論のウソ」を読んで - 日々記―へっぽこライブラリアンの日常―

    またまたお久しぶりです。約6ヶ月ぶり、年3記事目の執筆となります。 記事は、aliliputさんのブログ 「民間企業は図書館の運営には向かない」論のウソ - 図書館学徒未満 を読んでの感想です。 まず、上の記事を、「圧縮新聞」並みにもの凄く論旨を端折ると以下のとおりとなるかと思います。これは端折りすぎているので、きちんとした内容は元記事の方をお読みください。 公共案件には絶大なブランド力とそれによってもたらされるステータスとがあるこそ、一度重大な失敗をしたらその分取り返しが付かないというリスクを認識しながらも、業者は頑張って札入れし、受注する。図書館の指定管理、業務委託も同様である。 とは言え、問題業者を引いたり業務に問題が生じたりするのは調達をかける側の能力(要件定義能力?)にも問題があったりする。 そして委託とか指定管理では専門性が持てないという説を図書館の人は主張するが、何故その

    「『民間企業は図書館の運営には向かない』論のウソ」を読んで - 日々記―へっぽこライブラリアンの日常―
    hatekupo
    hatekupo 2012/07/25
    結局「図書館員の専門性」というのは図書館員だけのものでしかなかったのかもしれないなぁ
  • 今からでも遅くはない : 被災地支援なお話 - 日々記―へっぽこライブラリアンの日常―

    お久しぶりです。って、もうここチェックしてる人も少ないと思いますが。 5月に更新して以降、何故か、 「あの震災の被災地(うちも被災地ですが津波被災地という意味です)に行かない限りはこのブログも更新しないぞ」 と思っていました。そして、できれば自分が今お仕事に……はしていませんが、一応専門分野である図書館が現地で大変なことになっているというのは聞いていたので、できればそちら方面でお役に立ちたいと。 それから時は流れ、ごく端っこの方で関わっているsaveMLAKから図書館の派遣支援募集が一度出たのですが、日程などで迷っている間に乗り損なってしまいました。 なあに、図書館の支援は被災者の生活環境がもう少し落ち着いてから。まだチャンスはあるさ。 しかし自分は舞台の追っかけを趣味としているのですが、そちらに注力している間に夏は過ぎまして。 ようやく機会が巡ってきたのは9月のことです。図書館仕事のブ

    今からでも遅くはない : 被災地支援なお話 - 日々記―へっぽこライブラリアンの日常―
    hatekupo
    hatekupo 2011/12/31
    @waterperiod ご謙遜なエントリですが、H家ご夫妻の活躍は特筆すべきものがあったと…。どうぞご夫妻でよいお年をお迎えください。
  • 岡崎市立中央図書館の“Librahack”事件に寄せて - 日々記―へっぽこライブラリアンの日常―

    昨年2010年に発生した、岡崎市立中央図書館の所謂「“Librahack”事件」について、2月25日に大きい動きがありました。 “Librahack”事件関係者間で共同声明が発表される( カレントアウェアネス・ポータル) まずは、「ここまで来たこと」、つまり、市民団体「りぶらサポータークラブ」の仲立ちがあったとは言え、自治体と一市民が共同声明の名の下に、少なくとも形式の上では対等な手打ちの実現に至れたことを、賞賛したいです。日の司法・行政制度の下において、自治体が一個人の意思を尊重し、名誉を回復するために、精一杯できることをやった、という印象を抱いています。 事件の渦中の方であるところのLibrahackさんは、市井のプログラマーであると同時に図書館の1ユーザーでもあります。これまでの彼のブログを拝読すると、図書館、というか行政側である岡崎市よりも、警察や司法に対する不信感の方が大きく、

    岡崎市立中央図書館の“Librahack”事件に寄せて - 日々記―へっぽこライブラリアンの日常―
    hatekupo
    hatekupo 2011/03/06
    「今後は、良い意味でもっと躊躇っていただきたい、と思うのです。」まさに同感。
  • 第7回ARGカフェ&フェストLTデビュー、その顛末 - 日々記―へっぽこライブラリアンの日常―

    昨日は第7回ARGカフェ&フェストに参加してまいりました。ついでにライトニングトーク(LT)デビューもしてきました。 LTの発表原稿はPowerPointで作成したのですが、前々回ぐらいにスケッチブックを使って発表された方がいたということでしたので、柳の下に泥鰌で自分もB4判のスケブを使って紙芝居形式で発表することにしました。ところがこれが大失敗。会場が広い&人数が多すぎて、後席の方には原稿の内容が視認できないという結果に終わってしまいました。 スポットライト等があればもう少し明るくて見えやすかったのかも知れませんが、通常のOA照明だけではきついものがあります。……と書いてしまうと会場にいちゃもんつけているように読めてしまいますが、決してそんなことはありません。人数が増えても、会場がどんな状況でも対応できるようにしておかなかったのが全ての敗因だったと思っております。第二部では主催者様のご厚

    第7回ARGカフェ&フェストLTデビュー、その顛末 - 日々記―へっぽこライブラリアンの日常―
  • 図書館総合展参加報告(3) : 第6回ARGカフェ&ARGフェスト@横浜 - 日々記―へっぽこライブラリアンの日常―

    図書館総合展のメイン会場の隣りのパシフィコ横浜会議棟で開催された「第6回ARGカフェ&ARGフェスト@横浜」。参加してから10日以上が過ぎてしまい、今更ですがレポートを記させていただきます。 第1部は、若干加筆いたしましたが、ほぼその場で取ったメモそのままの内容です。第2部では遠方かつ翌日通常出勤につき1次会で失礼してしまいましたが、当に名残惜しかったです。 第1部:ARGカフェ 《岡さんの開会の言葉》 ARG400号達成、ARG企業化のご報告 雑誌『情報管理』2009年10月号:長神さん、岡さんの執筆記事へのアクセスが1位でした。 《ライトニングトーク》 文学資料はどこにある?」岡野裕行さん(文学館研究会) 図情大での修士論文:三浦綾子の書誌作成 三浦綾子記念文学館での調査経験→図書館情報学の観点からの文学館研究への取り組みにつながる。 文学館:文学資料を専門的に収集し保存し公開し

    図書館総合展参加報告(3) : 第6回ARGカフェ&ARGフェスト@横浜 - 日々記―へっぽこライブラリアンの日常―
  • 図書館総合展参加報告(1) : Library of the Year 2009 - 日々記―へっぽこライブラリアンの日常―

    11月12日、第11回図書館総合展3日目に出向いてきました。まず軽く展示を見た後に、成り行きでポスターセッションにエントリーされた方のミニプレゼンを聴くことになり、それはそれで軽く思うところがあったのですが、その話はひとまず置いときまして。 当日13:00から1Fの展示会場内の特設B会場にて「Library of the Year 2009 最終選考会」(主催:NPO知的資源イニシアティブ(IRI))が開催されたので、会場で聴講し、大賞の投票にも参加してきました。 “Library of the Year 2009”とは何ぞや?というのは上のリンクをどうぞ。また、優秀賞(大賞候補)の3館およびプレゼンター、そして図書館の選考基準はそれぞれ次のとおりです。 優秀賞: 大阪市立中央図書館(プレゼンター:糸賀雅児(慶應義塾大学)) 渋沢栄一記念財団実業史研究情報センター(プレゼンター:岡真(A

    図書館総合展参加報告(1) : Library of the Year 2009 - 日々記―へっぽこライブラリアンの日常―
    hatekupo
    hatekupo 2009/11/15
    実況ありがとうございました。あ、まとめも
  • 学校司書と学校図書館について考える - 日々記―へっぽこライブラリアンの日常―

    半月ほど前、公立中学校の非正規職員の学校司書として勤められている方の実録同人誌を某所で入手してまいりました。そのサークルさんのは初めて入手しましたが、学校図書館で働くことの楽しさも息が詰まるような苦しさも、どちらも赤裸々に綴られている重い内容でした。 学校図書館ってワンパーソンライブラリの宿命とはいえ、担当教員との相性がかなり仕事の要になってるっぽいのはちと辛そうだとか、管理職(校長や教頭)は逃げちゃあかんよ、とか、また、仕事へのプライドは主張しすぎると日では遠吠えに聞こえてしまいがちだよね、とか、いくつか考えさせられる点はありました。 しかし、一番身につまされたのは、その学校司書が選書権はしっかり与えられていながら、経費支出の権限などがない故に、例えば折角選書した図書の発注が先述のような担当教員関係のトラブルで中断する等、ある局面で歯噛みするしかないというエピソードでした。 もう一つ

    学校司書と学校図書館について考える - 日々記―へっぽこライブラリアンの日常―
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