結論 → 「『仮面ライダーギーツ』の物語の組み立てはすごく好きなタイプで、成功している面も沢山あるけれど、だからこそのモヤモヤも沢山あるよ。でも足し引きの結果、自分としてはちょいプラスです」。以下、本編。 前回までのストーリー 佐橋俊彦 インストゥルメンタル ¥255 provided courtesy of iTunes 『ギーツ』の詳細が発表された際、最初に抱いたのは「手堅いな」という感想であった。 『オーズ』『鎧武』を手掛けた武部直美プロデューサーがタクトを振る。メインでメガホンを握るのは中澤祥次郎監督、そして脚本は高橋悠也氏と、ここは『エグゼイド』のコンビ。『龍騎』みたく多人数ライダーが入り乱れる群像劇で、『イカゲーム』などの流行を押さえた「生き残りゲーム」もの。ベルトのバックルそのものが高単価のコレクションアイテムとなり、素のスーツに換装が可能。音楽には『電王』『ジオウ』の佐橋俊