民主党の小沢一郎幹事長は14日の記者会見で、天皇陛下と中国の習近平副主席の会見をめぐり、政治利用にあたるのではないかとの懸念を表明した羽毛田信吾宮内庁長官について「内閣の一部局の一役人が内閣の方針についてどうこう言うなら、辞表を提出してから言うべきだ」と述べた。 また、天皇陛下と習副主席の特例会見を働き掛けたと指摘されていることについては「私が『(陛下に)会わせるべきだ』とか、『会わせない』とか言った事実はない」と強調した。
◇古賀攻(こが・こう=毎日新聞政治部編集委員) 国民に「格差の是正」を訴えてきた「友愛」の騎士が、実母からの湯水のごとき資金提供に「驚いている」と他人事のようにのたまうのは笑止千万、滑稽そのものだ。 華麗なる閨閥がもたらした巨万の富に支えられながら、カネの出所に無頓着でいられる人物の存在を、格差と呼ばずして何と呼ぶのか。 世間には「汚いカネに手を出したわけではないから」との同情論もある。しかし、国民が政党に年間300億円超もの税金(政党交付金)を出しているのは、政治資金の透明化と引き換えであったことを忘れてはならない。カネの清濁にかかわらず、政治資金規正法の精神を理解できないのなら民主党は即刻、交付金を国庫に返納すべきである。 ◇オバマにすれば「鳩山が嘘をついた」 100日間のハネムーン期限を待たずして空気は一変した。鳩山由紀夫政権は、国民に官僚叩きの快感を味わわせた「事業仕分け劇場」の終
鳩山由紀夫首相は14日午前、国会内で共産党の志位和夫委員長と会談した。冒頭、志位氏が「いろいろと忙しいでしょう」と水を向けたところ、首相は「考えることが多くて、肉体的にというよりも精神的に忙しいんです」と述べた。天皇陛下のご会見問題や、自身の偽装献金問題などへの対応に苦慮していることから、思わず弱音のような言葉が出たようだ。 志位氏は会談で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の無条件撤去を要求した。これに対し首相は「日米合意も大事だが、危険な基地を撤去したいという思い、新基地建設に反対することも大事だ。(日米合意と基地撤去の)両方大事で、どう解決したらよいか悩んでいる」と述べたという。 また志位氏は、雇用対策を柱とする緊急経済対策を実施するよう注文した。会談は共産党側が申し入れた。
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