自公、追及鈍る=「与党時代もあった」−講話問題 自公、追及鈍る=「与党時代もあった」−講話問題 沖縄県宜野湾市長選に絡み、防衛省の真部朗沖縄防衛局長が職員らに投票を呼び掛ける「講話」を行っていた問題で、自民、公明両党の追及が鈍ってきた。自公政権時代から常態化していたとの指摘があり、攻撃を強めれば自らに跳ね返りかねないからだ。追及の構えは見せつつも、深入りしないのが望ましいとの空気が広がっている。 「行政の中立性に疑念を抱かせる行為は慎まなければいけない。事実関係を解明していく」。自民党の谷垣禎一総裁は2日、記者団から真部氏の処分の在り方も含めて見解を問われたが、真相究明に取り組む考えを示すにとどめた。選挙応援で宜野湾市入りした大島理森副総裁も、真部氏の行為については「しっかり抗議する」などと言葉少なだった。 自民党は、問題発覚の直後は反発したが、その後急速にトーンダウン。2日の各派閥の