Appleは、皮膚の下を流れる静脈のパターンを使ってユーザーを認証する、静脈認証技術の特許を取得しました。そっくりな双子やマスクを使って突破される可能性のある顔認証の弱点を補う技術になりそうです。 皮膚の下の静脈を使ってユーザー認証 Appleが米特許商標庁(USPTO)に申請していた「Vein imaging using detection of pulsed radiation(パルス放射線検知を用いた静脈イメージング)」と呼ばれる特許を取得したことが分かりました。 2015年11月に最初に申請されたこの特許は、ユーザーの体に赤外線を放射し、反射して戻ってくる光との速度差から、皮膚の下の静脈の血流パターンを検知する技術についてのものです。 すでにAppleは、iPhone XのTrueDepthカメラ内のドットプロジェクタで3万以上の赤外線をユーザーの顔に投射し、精密な3Dイメージを構