1990年代初頭から記者としてまた起業家として30年以上にわたりIT業界のハードウェアからソフトウェアの事業創出に関わる。シリコンバレーやEU等でのスタートアップを経験。日本ではネットエイジ等に所属、大手企業の新規事業創出に協力。ブログやSNS、LINEなどの誕生から普及成長までを最前線で見てきた生き字引として注目される。通信キャリアのニュースポータルの創業デスクとして数億PV事業に。世界最大IT系メディア(スペイン)の元日本編集長を経て現在に至る。
[読了時間:2分] 「写って欲しい人がピンボケ・・・残念過ぎる」。デジカメ趨勢の時代であって、残念な写真は一向に無くならない。しかし、シリコンバレー(MountaiView)のスタートアップLYTROのデジカメは、そんな心配は不要だ。なぜなら・・・上の写真のピンボケとなっている主役二人をマウスでクリックして欲しい。そう、LYTROで撮影した写真は、フォーカスを自由に変更できるのだ。これこそデジタルカメラの醍醐味と言う声が現地から聞こえてくる。 LYTROは、光学的技術によって多様な視点の撮影を可能にする。いちいちピントをあわせる必要がなくなるため、カメラの起動から撮影までの時間が非常に短くなるという特徴がある。LYTROは現在、カメラのリリースを準備中だ。 多様な視点からの映像表現が可能になることで、2Dのみならず3Dのアウトプットも実現可能。同社は冒頭に紹介したようなインタラクティブな写
カワイイ女子たちのリアルがわかる人気ブログサイト「DECOLOG」が主催する、ガールズフリーマーケット(以下ギャルマ!)が今春も開催されます。昨年10月に初めてDECOLOGというサービスを紹介(2010年10月の記事)したところ、すごい反響があった。あれから半年と少し。今年3月には過去最高の65億ページビューを記録したDECOLOG。大阪開催のギャルマ!にも参加してきたので、最近のDECOLOGについて皆さんにお伝えします。 「DECOLOG」連動イベント「ギャルマ!」 2011年5月8日で3回目を迎えた大阪ギャルマ!。オープンは午前11時だったけれど、開催地の大阪京セラドームには、その2時間も前から長蛇の列が(大阪ドーム2周以上!)。それもそのはず。第3回のギャルマ!の出店ブース数は630店、ユニークな入場者数はなんと12,000人。東京、大阪、福岡とも、開催ごとにほぼ倍々で入場者数が
[読了時間:2分] 高度な機能を持ちながら無料で使える仮想ストレージ「DropBox」を愛用している人は多いのではないだろうか。ファイル更新時、いちいちアップロードする必要なく、自動でサーバーに保存&共有されてしまう便利さは捨てがたい。 「それなら、同じようにファイルを編集するだけで、自動的にウェブサイトが更新できないか?」。そんな疑問から誕生した「DropPages」は、DropBoxと連動したシンプルなCMSホスティングサービスだ。専用のテンプレートファイル等を自分のDropBoxスペースにアップロードするだけで自動更新型のウェブサイトを運用できてしまうという。 使い方は簡単。まずDropPagesのサイトで必要なファイルをダウンロード&解凍し、自分のDropBoxスペースにディレクトを作成してそれらのファイルをアップロードする。その後、そのディレクトリの名称を「任意の名前.dropp
[読了時間:2分] ミクシィはmixiボイスのつぶやき件数、日記の投稿件数、フォト、カレンダーの投稿件数、チェック、チェックインの回数、イイネ!ボタンの回数などを集計した新指標「コミュニケーション投稿数」を公開。昨年は順調にコミュニケーション投稿数が伸びており、今年1月は初めて6億件の大台に乗ったことを明らかにした。(決算説明資料) マスメディア全盛時代にはマスメディアから消費者へ一方的に情報が流れたが、ソーシャルメディア時代には情報は消費者のソーシャルグラフ(人間関係)を通じて流れる。これまでに何度も指摘されている情報伝播の流れの変化だが、ただ消費者間の情報の横の流れの多寡を示す指標がこれまでなかった。ページビューやユニークユーザー数、滞在時間などといった指標は、テレビの視聴率の発想をオンラインメディアに当てはめただけに過ぎず、消費者間の横の情報の流れの度合を示す指標には成り得ていない。
[読了時間:3分] 「リアル」に仲のいい友人たちと「クローズド」な環境の中で交流を楽しむモバイルSNS「Path」を運営する米Path社に、株式会社デジタルガレージ(本社:東京渋谷区)が出資したことが明らかになった。 Pathの公式ブログによると、デジタルガレージのほかにもシリコンバレーの有力ベンチャーのKleiner Perkins Caufield & ByersとIndex Venturesが今回の出資に参加しており、出資総額は865万ドル。 Pathについては三橋ゆか里さんが、昨年11月に記事にしてくれている。(関連記事:大物エンジェル投資家のラブコールをうけるソーシャルならぬパーソナルネットワーク”Path”が誕生【三橋ゆか里】 : TechWave 三橋さんがまとめてくれたところによると、「友人の数を50人に制限したパーソナルネットワーク」で「写真による情報共有が中心」。「豪華
[読了時間:3分] 年の瀬。これまでの僕のコラム記事を総括するとともに、来年のネット周りの予測をしたい。来年は「リアル」で「クローズド」なソーシャルメディアの年になると思う。その理由は以下の通り。 【背景】 Facebookの日本での普及が始まった。10月ぐらいからユーザー数が急速に拡大しているようだ。これに対抗すべくmixiも、すごい勢いで開発を進めている。この両社の競争が、リアルな人間関係を核にしたSNSの可能性を多くの人に気づかせることになるだろう。(関連記事:2011年 Facebook、mixiはともに成長 変わるのはマーケティング【湯川】) Facebookを題材にした映画「ソーシャル・ネットワーク」が米国で大反響を呼んでいるようだが、これが日本でも年明けの1月15日に封切りになる。米国ほどの成功が日本で見込まれるかどうかは不透明だけど、この映画をきっかけに一般的な日本人でも「
[読了時間:3分] 年の瀬。これまでの僕のコラム記事を総括するとともに、来年のネット周りの予測をしたい。来年は「リアル」で「クローズド」なソーシャルメディアの年になると思う。その理由は以下の通り。 【背景】 Facebookの日本での普及が始まった。10月ぐらいからユーザー数が急速に拡大しているようだ。これに対抗すべくmixiも、すごい勢いで開発を進めている。この両社の競争が、リアルな人間関係を核にしたSNSの可能性を多くの人に気づかせることになるだろう。(関連記事:2011年 Facebook、mixiはともに成長 変わるのはマーケティング【湯川】) Facebookを題材にした映画「ソーシャル・ネットワーク」が米国で大反響を呼んでいるようだが、これが日本でも年明けの1月15日に封切りになる。米国ほどの成功が日本で見込まれるかどうかは不透明だけど、この映画をきっかけに一般的な日本人でも「
TOP » News » コーディング不要! 15分でiOSアプリが開発できる衝撃のサービス「AppMakr」 【増田(@maskin)真樹】 [読了時間:2分] ますます拡大するスマートフォン市場。ニュースを配信するくらいの簡単なアプリ配布をしようにも、多大な開発コストが発生してしまい中々手が出ない。しかし「AppMakr」を使えば、15分もあればiOSアプリが作成できてしまうのだ。上の画面はTechWaveの記事やTwitter、YouTubeなどのコンテンツをアグリゲートしてタッチ操作で閲覧できるアプリ。作成までにここまで10分もかかっていない。ちゃんと動作もするし、専用のウェブページ(TechWaveアプリサンプル)からも動作試験が可能だ。 「AppMakr」で作成できるのは、上のサンプルアプリのような「情報アグリゲート&閲覧型」のもの。とはいえ、RSSや画像、動画、PodCast
[読了時間:1分,追記あり] AKAIは10月29日、iPhoneに対応した音楽制作ステーション「AKAI professional(アカイプロフェッショナル):SynthStation25」を発売した。iPhoneアプリ「SynthStation(価格1200円)」を拡張するデバイスという位置付けで、25鍵キーボードにベロシティやピッチベッドダイヤルなど本格的な演奏ができるようになっている。 iPhoneアプリの「SynthStation」は、3パート同時演奏可能なアナログシンセサイザーやドラムパッド、シンケンサー、エフェクターを搭載した小規模ながらも本格的な楽曲編成が可能なバーチャルスタジオ。「AKAI professional(アカイプロフェッショナル):SynthStation25」のドックにiPhoneを設置することで、その機能を存分に発揮できるようになる。 対応機種はiPhon
[読了時間:1分] tipping point(ティッピングポイント)という言葉がある。もともとは天秤が均衡点からどちらかに一気に振れる重量のことを意味した言葉だ。だが「The Tipping Point: How Little Things Can Make a Big Difference」というタイトルの本がベストセラーになったこともあり、米国ではマーケティング関係者のバズワードになっている。マーケティング的な意味なら、ちょっとしたことが次々と連鎖を起こし、やがて大きな潮流になっていく事例の、その最初の「ちょっとしたこと」をtipping pointというようだ。これが起こるだけで、いずれは形勢が変わるというターニングポイントのことだ。 FacebookのCEO、Mark Zuckerberg氏によると、これまでの各国でのデータを見ているとFacebookにとってのtipping p
[読了時間:3分] 尊敬するジャーナリスト、ブロガーを聞かれれば佐々木俊尚氏、Robert Scoble氏の名前を挙げるようにしているんだけど、この二人がなぜか最近同じキーワードを繰り返している。この二人以外にこのキーワードを口にする人がほとんどいないんだけど、そのキーワードとは「キュレーション」。博物館などで資料を研究、整理、管理し、分かりやすく展示する作業のことで、そういう仕事をする人のことを「キュレーター」というらしい。 インターネット上に情報があふれる中で、こうしたキュレーションをしてくれるキュレーターが今後重要になる、と両氏は主張しているわけだ。ふむふむ。 それでScoble氏のブログにThe real-time curation warsというエントリーがアップされていた。このキュレーションのために必要なツールが幾つか登場し、これから激しいシェア争いが巻き起こるという内容だ。
[読了時間:3分、「蛇足」を含む] 米TechCrunchは、Facebookが極秘にケータイを開発中だと報じている。1年近く前にGoogleがNexus Oneを開発中だとの情報が流れた際に、Facebook幹部はiPhoneやAndroidケータイに対する危機感を覚えたのだという。 TechCruncchの記事によると、FacebookはFacebookの機能を「連絡先」などのケータイの中核機能と密接に連動させたいと考えているという。そのためにはケータイの基本ソフトレベルでのコントロールが必要になる。 実際には設計はFacebookが行い、製造はメーカーに任せる形になる。設計のための優秀な人材も既にFacebookに集めてあるという。 Facebookケータイの実際の機能や発表日などの詳細は一切明らかになっていないが、TechCrunchのMichael Arrington氏は、50ド
米Facebookが同社の大規模な開発者会議「F8」で新戦略を発表した。具体的には、Facebookと連携する何万というサイトにFacebook内のデータをより広範囲に解放する一方で、そうしたサイトのコメント欄などのコミュニティー機能をすべてFacebookが担っていくというもの。連携サイトを、Facebookを太陽とした場合の、惑星のような存在にするものだ。 Facebook内の人間関係をベースにしたアクセス増が期待されるので、この枠組みを受け入れるサイトは相当数に上ると思う。Facebookの開発者が言うように、ウェブが「つながり」をベースにしたものになり、このことはサイト運営者にとっても価値を生み出し始めているからだ。 確かにウェブは「巨大な図書館」から「巨大な公民館」へと変わりつつあり、時代の主役は「図書館の司書」であったGoogleから「公民館の世話役」であるFacebookへと
Twitterは人間関係そのものであり、オンライン社会が広がるなかで一般社会のインフラになる可能性がある。これまでいろんなところでそう主張してきたのだが、自分の中でもうまく説明できていないという感じを持っていた。こうした話をしても、相手はキョトンとした顔をしていたし。 僕の言いたいことを説明するのにちょうどいいサービスが登場したので、このサービスを使ってTwitterがどのように社会のインフラになっていくのかを説明したい。 まずは以下のビデオを見ていただきたい。 友達を誘ってグループでランチする場所を決めるサービスで、Lunchwallaという新しいサービスだ。 友達の輪の中から、誘いたい人物にだけチェックマークをつける。そして次に行きたいレストランも幾つか選んでチェックする。あとは招待メールを一斉に送付するだけ。招待された友達が行きたいレストランに投票し、最も票が集まったレストランにラン
自分が作ったもの、特に出来がいいものだったら人に見てもらいたいと考える人は多いだろう。今では自分の作った作品をいろいろな場所で公開することができる。 写真ならFlickr、イラストならpixiv、各種ファイルならscribdなど公開したいものに応じていろんなサービスがある。UPすれば興味のある人に見てもらったり、時にはコメントまでもらえたりする。 でも、公開して共有したいものがマンガだった場合はどうすればいいのだろうか。スキャンしてscribdに投稿する?それも可能だろう。でも、忘れてはいけないのは人気のあるマンガの書き手の多くは日本人だし、読み手の多くも日本人だという点だ。 昨年8月にローンチされたMANGAROOはまさにマンガを投稿するためのプラットフォームだ。投稿自体は非常に簡単で j-peg/pig/gif 形式で投稿するだけでいい。複数のページを同時に投稿したいときはZipファイ
「Twitterってセカンドライフのようになるんじゃないか」ー。Twitterに関し、よく受ける質問の1つだ。仮想空間セカンドライフは日本でも大きな注目を集めたが、これまでのところ一般ユーザーにまで広く普及するまでに至っていない。ウェブサービスの失敗の代表例のように挙げられることが多いサービスだが、実はセカンドライフはユーザー数を堅調に伸ばしている。 これは日本のセカンドライフユーザーから聞いたこともあるし、米著名ブロガーのRobert Scobleさんも「Second Life launches new innovative browser」の記事の中でLinden LabのCEOに取材した結果を書いている。 以下がセカンドライフが決して失敗とは言えない統計結果だ。 (1)過去30日間で100万人のユーザーがログインしている (2)仮想の土地の広さは米ロードアイランド州ぐらいまでに拡大し
AppleのiPhoneとGoogleのAndroidベースのケータイとのシェア争いの行方を決めるのは、それぞれの持つアプリ市場の規模だと言われる。ケータイやスマートフォンの使い勝手のよさを決めるのがアプリであり、iPhoneのAppStoreとGoogleのAndroidMarketのどちらのアプリ市場向けに、より多くアプリが開発されるかがモバイル領域におけるAppleとGoogleの争いの勝敗を決める、というのが業界関係者の支配的な見解だ。ところが今後はアプリよりもブラウザベースのサービスのほうが主流になるという予測が、米モバイル検索のTaptuから発表された。(発表文) AppleのAppStoreには既に約14万8000タイトルのアプリが登録されており、まだ2万4000タイトル前後のGoogleのAndroidMarketに大きく水を開けている。このタイトル数の圧倒的な差からスティ
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