鉄道、とくに日本の鉄道だけに深くかかわり合っていると、ごく当然で常識のように思ってしまう事柄も、世間一般の視点から、鉄道についてそれほど詳しくない人々の目から見ると不思議な、ある意味「非常識な」事柄が多々ある。今回は、「残念ながら鉄道の常識は世間の非常識」ともいえるものを取り上げ、考察してみた。 【写真】通勤電車といえばロングシートが常識となっているが、そうではない車両もある ■定員オーバーでも合法 1) 満員電車は当然か? 東京をはじめ都会の朝夕のラッシュは常態化している。半ばあきらめに近いものがあり、小池百合子東京都知事が「満員電車ゼロ」を公約にしようと、それが実現可能だ、などとは誰も思っていない。 通勤型車両に「定員160名」とあった場合、これは座席の数ではない。実際には座席数は51と書いてあったりする。1両の長さが20mで4扉の車両では、ドアとドアの間を7人掛けとし、車端部は3人掛
やー、暑いですなあ。 何か東京都心の気温は38度とか言ってるけど、このままのペースでいくと、クリスマスを迎えるころには50度を超えてしまいそうです。去年、クーラーの利いた自宅から外に出る→大量の汗をかいてクーラーの利いた屋内に入る→汗が乾いて一気に体温が奪われて超冷える→クーラーの利いた屋内から出て大量の汗をかくを繰り返してすっかり体調が悪くなりました。今年は去年以上の暑さがたまりません。子供連れて赤坂ウロウロしていたら「アスファルトの反射熱もあって体感温度は50度以上」ってアナウンスされていましたし、これはもう外に出るなという話なんだろうと思います。 【画像】話題の為末大さんのツイート 拙宅チワワのサンタ先生は、普段なら大騒ぎしてせがむ散歩の時間も迎えに行くと「そう…」とだるそうな反応をされますし、同じく拙宅にゃんこのわさびちゃんは毎日昼過ぎには毛皮を着て勇躍ベランダへパトロールに出るの
大分市内で3つのデイサービスセンター(通所介護施設)などを経営するライフリーの佐藤孝臣社長は、異端の介護経営者と言っていいだろう。地元の要介護高齢者を介護保険の利用から「卒業」させることを、半ばなりわいにしているからだ。高齢者の権利意識強くデイサービスセンターの多くは自宅で暮らす主に軽度の要介護高齢者に食事や入浴のサービス、レクリエーションの機会などを提供している。これらのサービスは介護保険
LGBT支援は行き過ぎか[ロンドン発]何かと問題発言を繰り返す自民党の杉田水脈(みお)衆院議員(比例中国ブロック)が月刊誌「新潮45」の特集「日本を不幸にする『朝日新聞』」に「『LGBT』支援の度が過ぎる」と題して寄稿し、激しく炎上しています。 「LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです」という全く根拠のない極論を展開し、人権意識の欠如をさらけ出してしまいました。 LGBTはレズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(出生時に診断された性と、自認する性の不一致)の頭文字をとった総称です(知恵蔵miniより)。 支援団体「性的指向および性自認等により困難を抱えている当事者等に対する法整備のための全国連合会」(LGBT法連合会)が挙げる杉田論文の問題箇
東京ゲイパレード(2012年)。パレードと杉田議員の主張は当然正反対のものです。(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ) ・杉田議員の”LGBTは生産性がない”寄稿が大きな波紋 杉田水脈自民党議員(比例中国選出)が、月刊論壇誌へ「LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子どもを作らない、つまり生産性がないのです」などと記述したことが大きな波紋・物議を醸している。 この問題は7月21日付の毎日新聞で報じられ、LGBT団体(LGBT法連合会)が抗議声明を出すなど、波紋は広がっている。問題となった杉田議員の月刊誌の寄稿内容についての個別の誤謬は、千葉商科大学国際教養学部専任講師の常見陽平氏によって詳細な分析・批判がなされているので、ここではあえて再度の点検を試みない。 ・LGBTへの蔑視的世界観は杉田議員の十八番的主張 実のところ私は、
■小一男児が熱中症により死亡 愛知県豊田市立の小学校で、17日に校外学習に出かけた1年男児が、学校に戻ってきてから教室で倒れて、熱中症により死亡するという痛ましい事故が起きた。 また、宮城県名取市立小学校の運動場で人文字の撮影中に、東京都立高校の体育館で講演会中に、福島県立高校の体育館でスポーツ大会中に、生徒が熱中症にかかり病院に搬送された。その他にもこうした熱中症による救急搬送の事案は、全国各地で発生している。そして政府は全国の小中学校のエアコン設置に向けて政府による補助を検討している、との報道(毎日新聞)があったばかりだ。 さて、学校における熱中症事案の多くでは、学校側は生徒に対してこまめな休憩や水分補給を子どもに指示している。すなわち、対策をすでに講じているということだ。もはや熱中症対策は、限界にきているようにも思える。 ■猛暑日に90分間の外出 豊田市の事案では、死を防ぐ機会がいく
全国的に猛烈な暑さが続く中、兵庫県淡路島内の小学校で夏休みのプール教室を中止する動きが広がっている。気象庁によると、洲本市では24日、最高気温が37・1度と観測史上最高を記録。あまりの暑さにプールの水はぬるく「のぼせる」ほどだ。夏休みの学校に児童らがはしゃぐ姿はなく、セミの声が響くばかりとなっている。 【写真】その作り置きカレー、大丈夫? 夏に急増「細菌性食中毒」 各小は夏休み中の一定期間「自由水泳」などの名称でプールを開放。児童らは連日、涼を求めてプール通いするのが常だ。 しかし今年は、そんな光景が一変。洲本第二小学校は、24日から4日間の日程で予定していた自由水泳を中止とした。 「26年の教師生活で初めての事態」と石橋治文教頭(47)。23日夕、翌日に備えてプールの水温、気温を測ったところ、水温は35度、プールサイドの日陰の気温は40度と異常に高く、水中で清掃をしていた職員は「のぼせる
猛暑を通り越して酷暑が続く日本列島で、またもや日本政府の「とんでもなさ」が露見している。 愛知県の大村秀章知事が7月23日の記者会見で、「学校施設環境改善交付金」に関して、今年度に空調設備の申請をした県内67校のうち1校も認められなかったことを明らかにしたのだ。市町村が学校に空調設置や校舎の耐震工事など施設環境を改善する際に、国が費用の約3分の1を補助するのが、学校施設環境改善交付金である。 つまり、この交付金がなければ学校の環境改善は難しくなる。これを大村知事が明らかにしたのは、もちろん怒っているからだ。知事は「制度があっても予算がないなら見せ金に近い。予算確保も含めて考えてもらったほうがいい」と、国に対して苦言を呈している。 言うまでもなく、「勉強しろ」と国は子どもたちの尻を叩いている。2020年度から小学校でも正式課目となる英語についても、取り組みの前倒しを求めたり、授業時間が足りな
トランプ大統領が、7月17日放映のFOXニュース番組で、またびっくり発言をした。 インタビューで「モンテネグロを攻撃から守るため、なぜ私の息子が(米兵として)行かなければいけないのか」と質問され、トランプ氏は「わかります。私も同じ質問をしたことがあります」と答えた。 そして、「モンテネグロは小さな国だが、とても強い人々がいます。非常に好戦的(aggressive)です」「彼らは好戦的になるかもしれない。そうしたら、おめでとう、第3次世界大戦です」と言った。 第3次世界大戦?! モンテネグロ発で?! NATO(北大西洋条約機構)の有名な条約第5条「加盟国への攻撃を全加盟国への攻撃とみて対応する」を脅かすような問題発言と報じられているが、それはともかく、なぜモンテネグロなのか。そしてなぜ第3次世界大戦が起こるのか。 モンテネグロの場所。地中海のアドリア海に面した国だ。ロシアは右の黒海からマルマ
7月20日に成立したカジノ法案(IR実施法案)には、賛否さまざまな意見が飛び交う。カジノで新たな雇用が創出される、いやいやギャンブル依存症を助長させるだけ……。そしてカジノで身を滅ぼしたこの方は、また違った角度で日本カジノに異を唱えていたのである。以下は大王製紙元会長の井川意高(もとたか)(53)氏が、週刊新潮の取材に答えたインタビュー(データは2016年12月29日・2017年1月5日新年特大号掲載時のもの)。 *** 「まさか私が出所した翌日の未明に、国会でIR法案(カジノを含む統合型リゾート整備推進法案)が成立するとはね。よくできた冗談かと思いました」。そう話すのは、2011年11月、特別背任で逮捕された井川意高・大王製紙元会長。カジノで106億円を失った男は、なぜか日本カジノに悲観的なのであった。 井川氏は、カジノで作った借金を返済するため関連会社から巨額の資金を不正に借り入れた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く