JR西日本の長谷川一明社長は、経営の悪化で維持が厳しくなっているローカル線について、今後、沿線の自治体と協議を進めバス路線への転換を含め、地域の実情とニーズにあったあり方を検討していく方針を示しました。 JR西日本の長谷川一明社長はNHKのインタビューに応じ、この中で、急務となっている、コロナ禍で悪化した経営の改善のため、維持が難しくなっているローカル線について、あり方を見直していく考えを示しました。 具体的には1キロあたり1日に平均何人の利用客を運んだかを示す「輸送密度」が2000人以下のローカル線について、沿線の自治体と利用促進の方策を模索する一方、バス路線への転換も含め、地域の実情とニーズにあったあり方に見直していくとしています。 今後、積極的に自治体との協議を進めるとしていて、長谷川社長は「経営が厳しい状況で、利用が少ない路線をこのまま放置できない。自治体とともに今後の展望を見いだ