スマートフォンの老舗・台湾HTCの業績悪化が、日本経済新聞によって報じられています。 2011年に過去最高の収益となったHTCですが、2012年12月の連結売上高は前期比38%減、営業利益も同73%減に。四半期ベースでも、2012年10~12月期の営業利益は、前年同期比95%減となりました。これで5期連続の減収となり、窮地に追いやられています。 知名度やマーケティングに勝るサムスンやアップルの二強に阻まれており、HTCのシェアは前年比から半減の4.6%に。さらに Gartner調査の10~12月のシェアにおいては、ZTEやファーウェイといった新興メーカーに追い越され、 HTCはメーカーシェアのトップ10からも転落しました。 かつてのスマートフォンの製造メーカーといえばHTCの名前を欠かすことはできませんでしたが、競争激化によって、状況は大きく変わりつつあります。フラッグシップモデル HTC