平山雅浩の日記――春宣りゆかむ 2003/06/10(火) 生存のための技法――ワールド・ワークからコミュニティ・アートまでで、「ミンデル推薦の語りクチ」を褒めていただいたので、ミンデルとの出会いについて書いてみよう。 最初に読んだのは「ドリームボディ」で、これを三分の一くらい読んだ時に、腹痛になった。ただの食あたりなのだがすごい痛みで、夜中にトイレでうなっているうちに、油汗がポタポタしたたり落ちてくるくらい痛かった。 (注:以降ちょっと汚ない話になります) その時に、「これ以上痛くなったら救急車を呼ばんといかんな」と思うのと同時に、たった今読んでいる本に「痛みは何かメッセージを持っている」と書いてあったのを思いだした。そこで、この痛みが何かメッセージを持っているのだろうかと思って、痛みに気持ちを集中してみた。あたりまえだが、痛みに気持ちを集中するともっと痛くなる。それで気持ちは逃げようと