Akamai Technologies が26日に発表した最新の報告書『State of the Internet』(インターネットの現状) によると、世界のブロードバンド導入状況と接続速度は2010年第4四半期も成長を続けたという。高速接続ランキングでは引き続きアジアの国々が上位を占めているが、米国も改善を示している。 報告書によると、米国におけるブロードバンド接続の平均速度は第4四半期に前年同期比で9.2%向上し、5.1Mbps に達した。 この報告書の編集を担当した David Belson 氏は取材に対し、「米国にとって良い年だった」として、次のように述べた。「何か特定の理由を1つ挙げることはできないが、2010年には景気が回復し始めたため、人々の財布の中身にも少し余裕が生まれてインターネットの接続に使うことにしたのかもしれない」 世界全体では、インターネット接続の平均速度は