はてなブログのヘルプです
こういった状況に、企業も手をこまねいているだけではありません。PMBOKやISO 10006などのプロジェクト管理の方法論を適用し、改善を試みているようですが、劇的に効果が上がった、といった話はなかなか聞きません。 それはなぜでしょうか。 その理由はいくつかありますが、その理由の1つとして、いずれの方法論でも「プロジェクトの分解・構造化(WBSの作成)」という極めて難易度の高い作業がプロジェクトの初期段階で存在しており、その精度によって、プロジェクト管理の結果が大きく左右されてしまうことが挙げられます。 通常のプロジェクト管理の方法論は、 プロジェクトの分解・構造化(WBSの作成)WBSの作成) プロジェクトに必要な全作業の前後関係、平行関係を明らかにする 作業スケジュールの作成 進ちょく管理 と順を追って進めるのですが、プロジェクトの分解・構造化が非常に難しい作業であるため、WBSの精度
はじめに 皆さんは、JavaでCSVを扱うときに苦労した経験はないでしょうか。 CSV(Comma-Separated Values/Character-Separated Values)はデータをカンマ(,)やタブなどで区切って並べたテキスト形式のデータで、表計算ソフトやデータベースなどとのデータ交換のしやすさや可読性のよさなどから、古くから広く使われているデータ形式です。 このCSVのデータ形式には、さまざまな「方言」があり、データの中にカンマ(,)が入っている場合や、データをダブルクォーテーション(")で囲む場合、データの中にダブルクォーテーションがありそれがエスケープされている場合、データの中に改行がある場合などが存在します。また、CSVのデータ構成にもさまざまな種類があり、データの先頭行をヘッダとする場合や、コメント行や集計行がある場合、日時データを日付と時刻それぞれ別々の列とす
「提案書」や「要件定義書」は書くのが難しい。読む人がITの専門家ではないからだ。専門用語を使わず、高度な内容を的確に伝えるにはどうすればいいか。「提案書」「要件定義書」の書き方を通じて、「誰にでも伝わる」文章術を伝授する。 SEはさまざまな文書を作成する必要があります。その中でも、提案書や要件定義書の作成に悩むSEは多いようです。なぜなら、これらは「顧客に読んでもらわなければならない文書」だからです。 本連載では、「誰にでも分かる」提案書や要件定義書を作成するための文章術を解説します。ただし、分かりやすい文書を作成するには、文章術だけでは十分ではありません。必要な情報を顧客から引き出すためのコミュニケーション、文書全体の構成も重要です。 第1回では、SEが作成する文書はどのようなものかを概観します。第2回では、情報を引き出すための顧客とのコミュニケーションのポイントを説明します。第3、4回
2009年10月、Android Marketの有料アプリ配信が始まりました。また先日新バージョンの2.0も発表され(参考:グーグル、Android 2.0対応のSDKリリース)、これからAndroidのアプリ作成を始めようという方も多いと思います。せっかくなので、Androidだからこそ作れるアプリを作りたいものですね。 本稿では、Androidの特徴を押さえてアプリ作成を始めるための基礎を紹介します。 Androidアプリ作成を始めるには何が必要なの? まずは、Androidアプリ作成に当たり、必要なものを確認します。 ■ OS環境 ここで特筆する必要はないかもしれませんが、以下の通りです。 Windows XPまたは、Vista Mac OS X 10.4.8以降 Linux ちなみに、筆者のOS環境はWindows 7ですが、2009年11月現在のところ問題は起きていません。 ■
1. はじめに ソフトウェア開発プロジェクトにおいてテストは極めてストレスに満ちています。「テストとは作った成果物に誤りがあるかどうかを見つける作業だ」という本質的に不愉快な活動であることに加えて、プロジェクトの終わりにさしかかって時間も逼迫しているのに仕様変更を受けて再テストなどという、体力的にも精神的にもきつい作業であるからです。 本稿では、さまざまなストレスを受ける立場の開発者が少しでも楽に「きちんとテストしました」と言うために、テスト仕様書のテンプレートを紹介します。このテンプレートは発注者に報告するための文書だけでなく、さまざまなテスト技法の紹介も含まれていて、いつどういうテストをすればよいのかという手引きにもなっています。 さて、はじめに、ソフトウェア開発プロジェクトと品質・生産性・納期の関係を見てみましょう(図1)。 お客様(発注者)はプロジェクトを起案する際、何を作るかを「
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く