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ブックマーク / homepage3.nifty.com (4)

  • 映画史初期フランス映画

    1896-1902: 映画技術の新奇さ。最初はリュミエール、次にメリエスが制作面と上映面で先導する。 1902-1907: パテが、信頼できるカメラと映写機を売り込むことで世界を支配する。 1907-1911: パテが独占体制によって地位を確実にしようとする。アメリカでは失敗し、フランスでもゴーモンやエクレールが台頭。 1911-1914: フランス映画産業は、制作会社、配給会社、劇場チェーンがゆるく結びついた「家内産業」的構造となる。 1914年の第一次大戦までに、パテはトップの座から転落する。 ルイ・リュミエール レオン・ゴーモン ジョルジュ・メリエス シャルル・パテ リュミエールは、1895年12月28日、パリにあるグラン・カフェのサロン・ナンディアンで映画を上映。リュミエールはカメラマンたちに世界中を旅行させ、現地の風景を撮影させる。これは作品を作るためではなく、自

  • 新ルパン三世の最終回「さらば愛しきルパンよ」における宮崎駿監督の真意

    新ルパン三世の最終回「さらば愛しきルパンよ」における宮崎駿監督の真意 新ルパン最終回「さらば愛しきルパンよ」における、ルパン最大のトリックについての概説 宮崎駿監督は、新ルパン三世という企画そのものに反対だった。 そのために、新ルパン三世には参加しなかった。 「新ルパン」が始まるというときも「やらないか」という話があったんです。そのときの大塚さんから「新ルパン」をするかどうかの相談を受けたりもしたんですが、ぼくは「もうルパンでもないよ」などと返事をしていたんです。 ルパンというキャラクターの時代は終ったと考えていたんですね。キャラクターというのは、その時代とともに生きているものなんです。 」(82年 講演「ルパン三世とのかかわり」より抜粋) それに、実際に放映された新ルパンを見て、怒りを感じた。 「どんなドタバタでも、何か思い入れのタネがどこかにかくされた核としてないと、やっち

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    helpline 2008/09/06
    日本近代文学専攻の研究者疋田雅昭氏のblog。専門は中原中也。著書に『接続する中也』。
  • 近代日本における「偽史」の系譜

    「……非学問的な所説が必ずしも無力なイデオロギーであるとは限らない。むしろ、非合理的な議論がかえってその非合理性のために論理ではなく心情に訴え、感覚を把えて人を熱狂的に行動に駆り立てようとする。いわば、科学の喪失と神話の再生という文脈の中では、学問的には嘲笑の種でしかない理屈も十分にその存在理由を見出すのである。」(斉藤孝)(1) 明治以降の近代日では、様々な形で奇怪な「歴史」が創作されてきた。 例を挙げるとすれば、以下のようなものである。──日人の先祖は白人である。源義経とジンギスカンは同一人物である。世界の歴史はユダヤ人やフリーメースンの陰謀によって動かされている。神武天皇の即位以前にも天皇が存在した。日はかつて全世界をその版図に収めていた。等々。 これら、虚構の「歴史」──「偽史」は、ほとんどの場合において、学問的な歴史学の成果と相容れないのみならず、正当かつ十分な学問的

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